今回はお腹の診察、お腹をよく見ると体質や気質、そして今のカラダの状態が現れてます。
養生とは、病気にならないように心がけること、まずはお腹の状態を知ることから始まります。
お腹の観察のポイント
まず、理想のお腹の状態は、赤ちゃんのような、つきたてのお餅のような状態で、このようなお腹の方は身体全体の状態も良好と考えられます。
・ほどよく柔らかく、適度な弾力がある
・温かくなめらかでツルツルしている
・適度な湿り気がある
・肌色が白くきめ細かい
赤ちゃんのような肌になれるならなりたいですね!
次に、膝を伸ばして寝た状態で、まず手のひら全体でお腹全体を触って、柔らかさ、暖かさをみて、硬かったり冷えているときは腰痛などが出ていたり便通に問題があったり、身体全体が冷えて血流の滞った状態かもしれません。
中国では脈診が重視されていますが、日本では腹診が重視され体系づけられてきました。
漢方処方でお腹を診る事が多いと思いますが、方剤を選択する時に腹診の果たす役割が極めて大きいといえますね!
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