こんにちは!最終形美です!
今回は手足が冷たくなってしまう方へ、冬のお悩み「冷え」に対しての鍼灸の効果を説明いたします。
身体の体温をコントロールしているのは自律神経です。近年はエアコンが普及して気温に対する感覚が鈍くなり自律神経が乱れやすくなりました。
また、腸の運動も自律神経によって左右され、そのため自律神経が乱れると下痢・便秘も起きやすくなり基礎代謝も低下してしまい冷え症へ繋がってしまいます。
冷えのぼせがある方は自律神経の切り替えがスムーズにできなくなり寝付きが悪くなる傾向があります。
西洋医学では「冷え性」を疾患名として認めていないため手足の冷えやゾクゾクするような寒気などの症状がみられても冷え性という体質として認識しています。
東洋医学の場合では「冷え症」といいきちんとした治療が必要な症状として扱っていて病気を未然に防ぎ心身を健康に保つための生活習慣を「養生(ようじょう)」と呼びます。体を冷やさないための養生のポイントは温めること、巡らせること、補うことです。
症状の強さ又は辛さ、発症してから現在に至るまでの期間、食生活、生活環境による影響など人それぞれ状態によりますが、施術をはじめてから初期のうちは週に1度のペースで、暫くして症状の安定が認められてからは2週に1度のペースで間隔をあけての来院ペースが目安となります。
また、症状が安定してからも状態が悪化する前に定期的なメディカルチェックをすることをお勧めしております。
冷たい飲み物を控え温かい飲み物をとる習慣をつけましょう。
冬だから仕方ない、と諦めず出来ることを取り入れて快適に過ごしましょう。
冷え性はそのまま放置しておくと体全体のバランスを崩しさまざまな不調の原因となります。
この冬は鍼灸で冷えにくい体を目指しましょう!
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