こんにちは!最終形美です!
今回は風邪の初期症状に、風邪が慢性化しない為の鍼灸ケアをご紹介致します。
風邪は万病のもと、鼻水だけだから大丈夫、微熱くらいで休めないと、初期の段階で無理をすると次第に悪化して、治るまでに時間を要してしまいます。
風邪の予防には、うがい手洗いでウイルスを身体に入れないことが重要ですが、鍼灸で免疫力を向上させて、ウイルスが侵入しても悪化しない状態にすることも効果的です。
高熱が出るタイプは、のどが赤く腫れて痛い、鼻水や痰が黄色っぽくてネバネバしている、口やのどが渇くなどの症状があらわれます。
ゾクゾクした悪寒が続くタイプは、寒邪が侵入してゾクゾクして寒気がする、水っぽい鼻水が止まらない、手足が冷える、首や肩がこわばるなどの症状があらわれます。
風邪の引き始めの対処法は、熱の風邪なのか、寒さの風邪なのかを見極めていくことから始まります。
東洋医学では、風邪は疲労やストレスで体の抵抗力が弱くなったところに、皮膚から冷えなどの外邪(外から入り込む病因)が侵入して起こると考えられています。
風邪は身体の表面から入ってきて、特に後頚部から肩にかけては風邪が入ってきやすいところなので、首や肩が凝り固まりそこへ冷たい風が当たると風邪を引きやすい状態になります。
後頚部から肩の筋緊張を緩め、風邪の治療穴や背部の五臓六腑の働きを調整するツボに鍼やお灸を用いて刺激を与えていきます。同時に腰部や下肢を遠赤外線やお灸で暖める事で、全身の血流を促進し冷えの緩和と、新陳代謝を促進し自然治癒力を高めていきます。
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