「たんぱく質」という言葉、最近よく目にすると思います。
コンビニやスーパーでもたんぱく質を押し出した商品が多く並んでいます。
今回はそんな注目されているたんぱく質の重要性についてお話ししていきたいと思います。
たんぱく質は炭水化物、脂質と並ぶ、生きていく上で必要な三大栄養素のひとつです。
不足すると身体や心にさまざまな不調があらわれると言われています。
たんぱく質の主な役割とは
・体の組織を作る
筋肉、血液、骨、内臓、毛髪、皮膚、爪など、あらゆる体の組織はたんぱく質を材料として作られています。
・体の働きを調整する物質を作る
ホルモン、酵素、神経伝達物質など、心身のバランスを保つ上で欠かせない物質を作ります。
・エネルギー源になる
三大栄養素のうち炭水化物が優先的にエネルギー源になりますが、炭水化物が不足するなどエネルギー源が足りない場合は、
たんぱく質や脂質もエネルギーとして使われます。
たんぱく質が不足すると、身体にどんな不調が起きる?
・疲れやすい
・肌や髪のトラブルが起きる
・爪が割れやすくなる
・太りやすくなる
・貧血になりやすくなる
・集中力や思考力が低下する
・精神的不安定になる
・免疫力が低下して、風邪などをひきやすくなる
・眠りの質が低下する
このようにたんぱく質が不足すると体の機能全体が低下して、あらゆる不調を招くのです。
摂取の目安としては、運動の有無などでも変わってきますが、一般の方であれば男性で約60~65g、女性で約50g摂取することが推奨されています。
また、豆類や野菜や穀物に含まれる「植物性たんぱく質」肉、魚、卵などに含まれる「動物性たんぱく質」
どちらもバランス良く摂ることが大切です。
まずは、現在の食事でたんぱく質量が充分摂れているか確認してみましょう。
足りない方は、意識してたんぱく質量が多い物を食事に取り入れてあげましょう。
また忙しくて、なかなか食事に時間を取れない方はプロテインなどの手軽に摂れるものを活用してもいいと思います。
たんぱく質を意識した食事で毎日の健康を支えていきましょう!