最近、完全栄養食と呼ばれるフードやドリンクをお店などで見かけることが増えました。
今回は、完全栄養食と呼ばれる食材をご紹介していきたいと思います。
完全栄養食とは、人が健康を維持するために必要な栄養を十分に含んだ食品のことをいいます。
栄養素にはたんぱく質や炭水化物、ビタミンやミネラルなどたくさんの種類がありますが、栄養素によって必要な量も、からだにもたらす効果もそれぞれ人によって異なります。
完全食は毎日これだけ食べていれば大丈夫というものではありませんが、意識して取り入れることで、極端な栄養の偏りをふせぎ、食事の栄養バランスを整えることができます。
完全栄養食と呼ばれる代表的な食材5つを紹介していきたいと思います。
・卵
卵は、食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養素を含み、エネルギー源としてはもちろん疲労回復や内臓の機能アップにも良い優秀な食材です。
また、人体では作れない8種類の必須アミノ酸をバランスよく含み、消化吸収もバツグンによいことが特徴です。
・納豆
納豆は、たんぱく質・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンB2・カリウム・マグネシウム・鉄分・カルシウム・食物繊維の6大栄養素をバランスよく含み、納豆菌由来のたんぱく質分解酵素やビタミンB群も豊富に含まれています。
・玄米
玄米は、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含み、デトックスが期待できるフィチン酸や、体の各不調を改善するギャバを多く含んでいます。
・乳製品(牛乳やヨーグルト)
乳製品は全体的にカルシウムを中心にたんぱく質・炭水化物・脂肪酸、ビタミン・ミネラルの5大栄養素を含み、特に牛乳は5大栄養素を効率的に摂取でき、免疫力アップや血圧の改善にも良いと言われています。
・バナナ
バナナはたんぱく質・炭水化物・ビタミンB群・食物繊維・葉酸・カリウム・マグネシウムなどのミネラル、必須アミノ酸のトリプトファンなどバランスよく含んでいます。
消化が良く、整腸作用があり、便秘解消に効果的です。
1つの食材のみを食べ続けたり、バランスよく食べなかったりすれば、栄養バランスが偏って不足する栄養が必ず出てきます。
1つの食品のみを食べ続けるよりも栄養バランスを考えて食べることが大切です。
完全栄養食といわれる食品を日々の食生活に取り入れて、バランスの良い食事をとるように心がけていきましょう!