長時間のデスクワーク、リモートワークが主流となり、現代人は、1日の大半を座って過ごしているといわれています。
長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼします。
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があると言われています。
1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。
さらに体だけではなく精神的にも悪影響を及ぼすこともわかっています。
なぜ、座っている時間が長いと病気が増え、死亡リスクも高まるのでしょうか。
理由のひとつは、長時間同じ姿勢でいると血流が滞るからです。全身に酸素と栄養を運んでいるのが血管なので、血流の低下は全身の臓器や組織の健康にかかわります。
血流が滞れば、もちろん筋肉も硬くなり、こりやすくなって、肩こり、腰痛といった問題も出てきます。
また、座りっぱなしで筋肉を動かさないと、血液中の糖を筋肉に取り込む働きが鈍くなります。
このような状況が長期にわたれば、肥満や糖尿病、さらに高血圧や動脈硬化が進むので、心筋梗塞や脳梗塞などの発症とともに死亡のリスクが高まります。
血流や代謝の悪化とともに免疫力が低下することで体調を崩しやすくもなります。
こうしたことから、長時間同じ姿勢でいることや座りっぱなしでいることは体に良くないといわれています。
座りっぱなしを避け、こまめにストレッチをしたり、時間があるのであれば外に出て軽く身体を動かすことが重要です。
ただ、いざ仕事終わりに運動しようとする際も注意が必要です。
座りっぱなしによって硬くなった身体のまま、運動をすると関節がスムーズに動きにくく、怪我のリスクが高まったり、フォームが崩れ余計な部分に筋肉がつきやすくなってしまったり、身体の一部分に負荷がかかってしまい痛みを引き起こしやすくなります。
そのため運動をする際はストレッチやウォーミングアップをしっかりして身体をほぐしてから行いましょう。
もし身体がガチガチで動かしづらい、ストレッチ方法が分からない。
そんな悩みをお抱えの方は、当店のプロトレーナーによるパートナーストレッチがおすすめです!ご自宅でできるセルフストレッチやケア方法もお教えします。
何でも身体のお悩みご相談下さい!