医学博士の佐藤友亮さん著の『身体知性』の中に
医師がなぜ断定しないかについての見解があります。
西洋医学の特徴を一言でいうと『分析の追及』と言います。
病院ではレントゲンや血液検査などで体を分析します。
その際に医師は「分かったこと」と「分からないこと」を明確に区別します。
また安易な推論で断定することを避ける傾向があり言葉を慎重に選ぶそうです。
ある70代の男性の奥さんが大学病院で肺癌と診断された時の話です。
病状説明を受けた男性からすると医師に何を聞いても「うーん。それは分かりません。」と繰り返すので、彼は奥さんの病気の状態が不確定なのだと理解したそうです。
そこで半ば期待も込めて
「先生、妻の肺癌は診断も誤診という可能性もありますか。。?」
と聞いたそうです。
その際に医師は
「なんと失礼なことを言うんだ!!」
と怒り出してしまったというのです。
医師はがんの診断を患者や家族にするときは最大限の慎重を期します。
病理組織検査で確定診断を受けたのちに明らかな転移の有無を確認した上で告知するからです。
しかし余命や治療の副作用や予後など不透明なことが数多く
医師は患者さんの質問に対して「分かりません。」という言葉をつかってしまうのですが患者さんからすると煮え切らない答えでこのような齟齬が生まれるのも自然だと思います。
まさに分析の追及は結果が明確でない限りは明言はしないのです。
もちろん一度診断したあとにその病巣が綺麗に無くなったとしても診断を覆した話は聞いたことがありません。
また逆に分からないことにも名前をつけるのが西洋医学なのでメタボリックシンドロームや過敏性腸症候群、自律神経失調症などは原因が認められない時につけられるものです。
これは病名っぽいですが状態をさして言葉でカテゴリー化したに過ぎません。
ですから余計不明瞭に感じるのかもしれません。
確定したこと以外は言われないので逆に明言されていない点においては想定よりも良い方向になる可能性もあると言えそうです。
つまりはっきりしない場合は期待も持てる可能性も残されているということです。
***********************
川口駅東口徒歩3分お一人お一人に寄り添う整体
もりもり整体院
〒332-0012
埼玉県川口市本町4-7-3 ミヤビル3階Aルーム
営業時間10:00-20:00
(時間外希望の場合はご相談ください)
定休日 不定休
_______________________
アクセス
川口元郷駅(川口駅東口駅行)10分
西川口駅西口【国際興業バス】(川口駅西口行)15分
赤羽駅東口【国際興業バス】鳩ケ谷公団行
約25分
________________________
整体 ソフト 骨盤矯正 地域密着 セルフケア
有資格者 アレルギー 交差反応
************************
おすすめコース