こんにちは!
ドクターストレッチ海老名マルイ店の岡本です!
今回は「スキャプラプレーン」についてお話していきます!
・スキャプラプレーンとは?
ゼロポジションに比べると知らない人も多いと思われるスキャプラプレーンですが、スキャプラ=肩甲骨のことで、プレーン=面なので、スキャプラプレーンとは日本語で肩甲骨面とも言われています。肩甲骨は体の背面に位置していますが、丸みのある肋骨の上に位置するため水平面に対してやや角度を持っていて、その角度は水平面から前方に30°程度あると言われています(もちろん個人差があります)。スキャプラプレーンは関節を包む関節包や靭帯のバランスが安定し、ゼロポジションと同じく上腕骨への回旋ストレスがかかりにくい機能的なポジションです。
投球時に腕を挙げるのはスキャプラプレーン上が望ましく、この面を外れて上腕だけが後方にシフトしてしまうと腕はスムーズに挙がりません。それでも何とか挙げようとすると肩をすくめるといった代償運動が起こったり、肩の前方に過度なストレスがかかって痛みを発症することにつながってしまいます。スキャプラプレーンは前方に30°ほどの角度を持ちますが、肩甲骨を引き寄せる内転動作を行うとその角度はさらに小さくなり、水平に近づきます。胸を張って腕を大きく振り上げるときは、腕のみを後方に引くのではなく肩甲骨を一緒に引き寄せることでスキャプラプレーン上で動作を行うようにすると、肩への負担を軽減させることができます。
投球動作を理解する上で、ゼロポジションとスキャプラプレーンを知っていると肩への過度なストレスを軽減させることにもつながります。トレーニングにおいてもゼロポジションやスキャプラプレーン上でエクササイズを行うとより効果的で、安全な動作につながるので狙って行っていきましょう!
そして柔軟性も上げていくと可動域も上がり肩甲骨もスムーズに動くのでもし上記のお悩みがあれば対応いたしますので気軽にお問い合わせください!