みなさんおはようございます!
こころ鍼灸接骨院の村井です
さてさて、今日はいつもと変わって予防接種についてお話していきたいと思います
みなさんはコロナのワクチンは打ちましたか?コロナにかかわらずインフルエンザや麻疹(はしか)など数多くのワクチンが存在します
今日はそんな予防接種の基礎知識です。
子どものうちに受けることが多い予防接種。大人になるとあまり意識しない方も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスのワクチン接種には賛否ありますが、改めて予防接種について考えてみませんか?
予防接種が必要な理由や副反応、大人が予防接種を検討すべき場合などについて、説明していきます
自分自身だけでなく社会を守る予防接種!?
なぜ予防接種を受ける必要があるのでしょうか。そこには次のような利点が考えられます。
予防接種を受けると、まず一人ひとりが病気を予防できます。予防接種を受けた個人が、
病気にかからなくて済んだり、かかってしまった場合にも死亡や後遺症につながるような重症化を予防できたりします。
また、周囲の人を守る効果もあります。予防接種で感染症を予防すれば、感染した人がさらに周りにうつす可能性(二次感染)
を減らすことにもつながります。大人の場合、事前に病気を予防できれば、欠勤などによる周りへの負担や収入への影響、サポートする家族への負担なども防げるでしょう。
さらに、社会機能を維持するためにも、予防接種は大切です。感染者が増えると、社会が立ち行かなくなるからです。
例えば、新型コロナウイルス感染症のように、あまりに多くの人が同時に病気にかかってしまうと、通常の病院の機能が維持できなくなり、
別の病気の患者さんにも影響が出ます。また、多くの医療従事者が感染すれば、医療を提供すること自体が難しくなります。
さらに、感染対策のために社会機能を制限する必要が生じれば、経済活動も低下します。そうなる前に、予防接種で生活を安全に維持することは、社会的責任としても大切です。
このように、予防接種は受けた人だけでなくその周囲の人々にも利益があるほか、多くの人が受けることによって社会全体を守ることにもつながります。
広く、医療と経済の損失を事前に防ぐ手段のひとつが予防接種なのです。
副反応が気になる方もいらっしゃるでしょう。確かに、予防接種によって免疫が作られる過程で、熱が出たり、接種した部分が腫れたりするなど、副反応が一定数みられます。
しかし、どのぐらいの頻度で発生し、どの程度影響を及ぼすものなのかを正しく知り、接種する利益とリスクのバランスを考慮する必要があります。
副反応は、安全性に実績のあるワクチンでも必ず避けることができるわけではありません。
一方で、副反応の中でも、きわめて頻度の低いものや、時間が経てば回復するものまで、あまりにも大きく捉えてしまうと、
病気を予防する機会を逃してしまうことにつながり、こうしたことが積み重なれば、社会全体を守るという利益も得られなくなってしまいます。
病気になってから服用する薬であれば、苦しい症状が緩和されるため、「飲んで良かった」と実感しやすいと思います。
一方、予防接種の場合は、元気なときに接種を受けなければならないうえ、得られる効果は、接種することで病気にかかりにくくなるというものです。
何事もなく日常を過ごせることから、予防接種で得られた利益は実感しにくいでしょう。だからこそ感覚で必要性を判断するのではなく、
科学的なデータに基づいた知識を事前に得て、理解しておくことが大切だと言えます。