みなさんおはようございます
こころ鍼灸接骨院の村井です
今日も昨日に続き血統負荷に関するお話です!それではどのように対策していくのでしょう
過食と運動不足を防ぐことが基本
血糖負債は、食後の高血糖が続くことから始まります。その状態が長く続くことで空腹時血糖値も次第に高くなり、
最終的に過去1~2カ月の平均血糖値に相当するHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が上昇します。
そこで血糖負債を防ぐために必要になるのが、食後血糖値の上昇を抑える生活習慣です。
基本のポイントは次の2つです。
●食べ過ぎないようにする
必要以上にエネルギーを摂取しないよう、メニュー内容や量に気をつけましょう。
1日に必要なエネルギーは、標準体重×30~35kcal、標準体重=BMI22~24に相当します。なお、性別、年齢、活動量により変動します。※2
丼ものやパスタ、カレーなどの一品料理は糖質の量が多く、血糖値が上がりやすいので控えめにしましょう。
食事以外に、ちょこちょこつまんでいる間食がエネルギーオーバーの原因になっていることもあります。食べたものをすべて記録するなどして管理をすることをおすすめします。
●適度に運動する
食後30分から1時間以内に散歩などの軽い運動をすると、食後血糖値が下がりやすくなります。また、ダイエット効果も期待できます。
できれば30分程度のウオーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動と、1日数回に分けて各20回程度のスクワットや腕立て伏せなどの
筋力トレーニングを組み合わせて行いましょう。筋肉を鍛えて筋肉量が増えると、インスリンの働きもよくなり、筋肉内にブドウ糖を取り込みやすくなります。
通勤も運動の一種。在宅ワークで通勤の機会が減っている場合は、通勤にあてていた時間を使って運動するのも一考です。
血糖値を正しく知る基準は「HbA1c」
血糖負債を予防する一歩として、自分の血糖値を知ることはとても大切です。健康診断の血液検査で分かるので、年に1度など定期的に受けるようにしましょう。
健康診断の血液検査では主に次の2つの血糖値が分かります。
空腹時血糖値――10時間以上絶食した状態で測定した値
HbA1c――過去1~2カ月の平均血糖値に相当する
血糖値は一日の中でも朝食前や睡眠時など時間とともに変化するほか、食事の前後や食べたり飲んだりしたもの、
運動や入浴など、さまざまな要因によって変動します。空腹時血糖値は比較的変化が少ないタイミングで測定できますが
数値は一定ではなく、これだけで正確な診断を下すことは難しいといえます。みなさん健康診断前に食事を抜いてなんとか・・
ってやつはこれですね!
一方、HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビン(血液中に存在するたんぱく質の一種)の総量に対して、
グリコヘモグロビンが占める割合をパーセントで表したものです。
グリコヘモグロビンは、ヘモグロビンとグルコースが結合したもので、血糖値が高くなるとその割合も高くなります。
赤血球の寿命は約120日で、その後は新しい赤血球に生まれ変わります。ヘモグロビンも新しく作られます。
従って、採血時に含まれる赤血球中のヘモグロビンを調べることで過去120日間の血糖の状況が推測できるのです。
つまりちょっと食事抜いたくらいじゃ変わらないのです!
空腹時血糖値が126mg/dL以上、HbA1cの値が6.5%以上と、健康診断の結果で基準値を超えた場合は糖尿病が疑われるため、再検査が必要となります。
なお、食後血糖値を一般的な健康診断で調べることはありませんが、食後高血糖が続くと、血液中のヘモグロビンとグルコースが結合しやすくなり、HbA1cの値が上昇します。
それが「空腹時血糖値は正常だが、HbA1cの値は高い」という形で検査結果に表れ、糖尿病の発見につながる場合もあります。自分の血糖の状態を正しく把握するうえで、HbA1cの値は極めて重要です。
みなさんもまずは健康診断を通してA1cの値をチェックしてみてください!
今日はここまで!皆様にとって今日が豊かな一日になりますように!