コンビニでよく見るトクホのお話し(2024年04月26日 12時24分) B-Ideal Project市ヶ谷

皆さんこんにちは、市ヶ谷のパーソナルトレーニングジムB-Ideal Project 市ヶ谷のトレーナー村岡です!
前回の記事はもう読んでいただけたでしょうか? まだの人はぜひ確認しに行ってみて下さい^^
ところで皆さんよく見かけるトクホって詳しく知ってますか?
特定保健用食品、通称「特保」は生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品をさします。
保健機能食品に区分される特定保健用食品や栄養機能食品も、広い意味で健康食品といえますが、これらは健康増進法によって規定されます。
健康食品の用語は、法的に定義されてはいませんが、健康の維持・増進に役立つと示唆・標榜して製造・販売・利用される食品全般を示すものとしてよく使われています。
今回は「健康食品」についてお話させていただきます

いわゆる健康食品?
保健機能食品に区分される特定保健用食品や栄養機能食品も、広い意味で健康食品といえますが、これらは健康増進法によって規定されています。
一方、このような根拠のないものは、「いわゆる健康食品」と呼ばれることが多いです。
日本では、通常の食品の形状の健康食品もサプリメントと呼ばれることがあります。
サプリメントは、法的に規定されてはいないので、「いわゆる健康食品」に該当するものもあると言えますね

医療品の範囲に関する基準
食品衛生法では、医薬品医療機器等法で規定されている医薬品と医薬部外品以外のすべての飲食物を「食品」に分類します。
食品と称していながら、医薬品医療機器等法に照らし合わせたときに医薬品と判断されるものは、製造販売すると罰則の対象となります。
日本では高度経済成長期に食品成分の薬理作用や健康の保持・増進効果を活用した健康食品が次第に増えていき、医薬品との区別が曖昧になってきています。
そこで、1971年に厚生省より医薬品と食品の区分の判断基準が示されました。

①成分本質(原材料)の性状等
②医薬品的な効能・効果の標榜
③医薬品的な形状
④医薬品的な用法・用量の表示

これらのうち一つでもが医薬品的と判断されれば、そのものは医薬品に該当し、承認・許可を得ていなければ、販売してはいけません!
健康食品のほとんどは加工食品であり、添加物とともにカプセルやソフトゲルなどの容器包装もよく用いられています。
一方、保健機能食品制度では、カプセルや錠剤など通常の食品の形でない保健機能食品の成分となる物質のうち、栄養成分のビタミン類やミネラル類、製造・加工などに使用される賦形剤や乳化剤などは添加物として扱われ、指定を受けたものは使用基準が定められているのです。
健康食品の中には、亜鉛・鉄・銅などの栄養機能成分として認められているもののほかに、セレン・マンガン・モリブデンなどのように、食事摂取基準は定められているが、栄養機能成分や添加物としては認められていない微量ミネラルを比較的高濃度で含む製品もあったります。
こうした製品では、ミネラルを高濃度にとりこんだ酵母が利用されているが、このようなミネラル酵母は、国による安全性評価を受けたものではないので注意が必要です!

まとめ
いかがでしたでしょうか?
薬と同じような効果が期待できるような表示や、「体脂肪を減らす!」のよう!、飲めば身体に変化が起こると思わせる商品はたくさんあります