「これまで続けてきた除菌は、ふきとりが大変だったり、肌に触れたり口に入ったりするのが不安だった」というELLE beaute代表の上田香央梨さん。光触媒コーティングで用いる酸化チタンは、古くから歯磨き粉や食品にも使われてきた素材。その安全性の高さでも注目されています。さらに、施工後にもらえるステッカーと共に、サロン内が抗菌コーティング済であることをWebなどでアピールすれば、「他との差別化にもつながるのでは」と上田さん。初めての光触媒コーティングの手ごたえを聞かせていただきました。
ELLE beauteさんの主力メニューはハイパーナイフによる痩身ですが、通常マシンはどのようにお手入れをされているのでしょう。
水で洗えるものではないので、使用後は濡れたタオルで汚れをふき取ったあと、除菌するということを毎回行っています。これは感染症が拡がる前から続けてきたことですね。ただ、抗菌・抗ウイルス コーティングというサービスがあることを知って、そういうものがあるのならぜひ取り入れたいと思いました。
それは、ふだんの除菌だけでは不安があったからでしょうか。
そうですね。ハイパーナイフは紙ショーツと紙ブラだけ、男性は紙パンツ一枚という姿で受けていただきます。そんな無防備な状態のお客様の肌に直接触れるものが、うちにはたくさんあるじゃないですか。とくにハイパーナイフの小さなヘッドのタイプは顔に当てるものなので、自分の前にどんな人が使ったのか、みなさん気になると思うんです。
確かに、顔に触れるとなると気になりますね。
ですからヘッド部分を含めて、痩身マシンを抗菌・抗ウイルス コーティングしてもらえたのは大きな安心につながりました。常に除菌はしていても、お客様が安心できるような“何か”がベースとしてあった方がいいのかなとは思っていたので。
実際に抗菌コーティングをしてみていかがでしたか?
ふだん使っている塩素系漂白剤だと、ふきとりが大変だったり、肌に触れたり口に入ったりするのが不安というのがありますが、光触媒コーティングの場合はそういった心配がないのがいいかなと。
塗布しているのは、昔から歯磨き粉や化粧品などに使われてきた『酸化チタン』というもので、その安全性の高さから、光触媒コーティングは幼稚園や介護施設でも導入されているようです。
そうなんですね。これまでどおり除菌スプレーをしても、基本的にコーティングが取れたりする心配がないというのもいいですね。うちには岩盤浴のメニューもあるのですが、温かくなるシートの部分と、カバーの両方をコーティングしていただきました。
あとは、トイレやテーブルまわり、椅子などですね。施術ルームは2つあるので、それなりに広さはあるのですが、営業終了後に2名の方に来ていただき、2時間弱で一通りのコーティングが完了しました。
ちなみに、フェイシャルエステに使う小物類の除菌はどうされていますか?
小さいものはすべて、この紫外線キャビネットに入れています。
オンにするとブルーのランプがつくものですね。フェイスブラシやパフはここで除菌されていると。
そうです。あっ、それから今回、サロン内を光触媒コーティングしたことをステッカーの写真と共にWeb上で紹介したんですが、たとえばエステサロンをネットで探しているときに複数の候補があった場合、『光触媒コーティングしています!』と謳っているサロンがあったら、ひとつの選ぶ決め手にはなるかなと。
確かに、他との差別化を図ることができそうですね。ある大手脱毛サロンでは、『光触媒コーティングを全サロンに導入していきます』とホームページで告知していますが、まだ広く浸透していないからこそ店内を光触媒コーティングしているというコピーは目を引きそうです。
話は変わりますが、いわゆるコロナ太りといわれる現象は実際に目にされましたか?
はい、多かったですね。
やはりテレワークなどで家にこもる生活が続いて……。
そうです。仕事はリモートだし、ジムにも行けない、エステにも通えない……で、ずっとサロンに通ってくださっていた方が、外出を自粛していた約1カ月で3キロ体重が増えていました。
1カ月で!?
はい。それで、「ハイパーナイフでがんばって戻します!」みたいな(笑)。
ちなみに、ELLE beauteさんは男女OKのプライベートサロンですが、お客様の男女比というのはどのくらいなのでしょう。
うーん、5対5? いや、最近は男性の方が多いかもしれません。
そうなんですか。
女性が行けるエステサロンはいくらでもありますが、男性が気軽に通えるエステサロンというのは、まだまだ少ない。「エステに興味はあるけど、行けるサロンがない」という男性は結構多いんです。
そこに需要があると。
そうですね。だからこそ気に入れば長く通ってくださいます。そもそもネットで(『エステ・男性』などのキーワードで)検索すると、全国展開しているサロンかあやしいところしか出てこない(笑)。
いわゆる『中庸』がないんですね。
はい。なので、「こういう普通のサロンを探してた~」という方が、うちにたどりついてくれますね。
一番人気のメニューは、やはりハイパーナイフによる痩身ですか?
痩身と……あとは、すごく体を鍛えている方ですね。
……と、いいますと。
最近流行っているじゃないですか、ボディコンテストのようなものが。なんか今、マッチョな方たちの間で大会前にハイパーナイフを使って……業界用語で『カット出し』っていうんですけど、筋肉の溝をさらに深くしてカットを出すというのが、常識になりつつあるみたいです。
カット出し!初めて聞きました。ハイパーナイフの部分痩せの技術が、筋肉に陰影を出すために使われるというわけですか?
そういうことです。最近は顔用の小さなマシンを併用した、さらに精度の高いカット出しがひとつのコースとして確立されつつあります。ハイパーナイフのメーカーさんも、「そんなふうに使われるとは思いもしなかった」といっていました。
うれしい誤算(笑)。そういったオーダーメイド的な対応ができるのもプライベートサロンならではですね。
それからうちは、『体の中からのケア』というのも重視していまして。たとえば体温が1度上がると、代謝がぐんとアップして痩せやすさがまったく違ってきます。
はい。マシンでボディラインを整えるだけでなく、内側から燃えやすい体を作りましょうということですね。
そういうことです。「冷えをなおさないと、痩せませんよ」と、みなさんにいっています。ですから最近は、体のめぐりを活性化させて、すみずみまで栄養や酸素を届けられるようなトリートメントにも力を入れています。
いろいろと新しいメニューを開拓されているんですね。体のことも勉強しつつ……。
はい、もうひとりのスタッフが看護師の免許をもっており、体の専門家に相談できる環境も整っていますし、医療従事者が主催する勉強会に定期的に参加したりもしています。さらにサロン内は、光触媒コーティングもしてあると(笑)。
すばらしい! ありがとうございました。
かつては秋葉原の路地裏をよく歩いたという、アニメ好きの上田さん。サロン内の棚やテーブルには、さりげなくお気に入りのフィギュアが……。
ELLE beaute(東京・池袋)
『体の内側から、健康で美しく』をモットーに、見た目だけではない、奥から発光するような“本物の美”を追求するリラクゼーション&エステサロン。清潔感あふれる落ち着いた空間で、知識豊富なセラピストが繰り出す匠の技にファンが絶えず、トータルビューティーが叶う店、男性も気軽に行けるエステとしても定評あり。
お問い合わせ先
本特集内でご紹介した抗KINGの『光触媒コーティング』に関するお問い合わせは、こちらよりお願いいたします。
※布地へのコーティングの場合、洗濯の頻度等にもよりますが効果の持続期間は1年程度となります。
※抗KINGの光触媒コーティングは感染症のリスクを軽減させるサービスであり、感染症の予防・抑止を保証するものではありません。
※マスクを外して撮影している場合がありますが、通常スタッフはマスクを着用の上、感染症対策を行っています。
撮影/赤石 仁
インタビュー・文/EPARKリラク&エステ編集部
協力/ONE BRAND
電話受付(予約)時の注意
※お客様が受付(予約)専用電話番号に発信した電話番号は、受付(予約)確認・案内SMS送信を目的とし、当サイトの運営会社である(株)EPARKリラク&エステが取得します。
※キャンセルの場合も必ずご連絡をお願いします。