光触媒コーティングのご案内

今、様々な業界から注目される光触媒コーティング

「毎日の除菌は大変だし、果たしてこれで本当に衛生対策ができているのだろうか?」。そんな不安を払拭させる技術として今注目されているのが、光の力を利用して空間をまるごとクリーンにする『光触媒コーティング』。幼稚園から介護施設、医療機関、飲食店、ネイルサロンまで続々と導入されているこの抗菌・抗ウイルス技術を、このたびEPARKリラク&エステが徹底取材! その原理や施工内容を分かりやすくご紹介します。今回は『最長3年』という驚きの効果持続性を誇る、抗菌コーティングの王様・抗KINGさんにご協力いただきました。

光触媒コーティングの3大メリット

菌・ウイルスの発生要因を約99%(※)低減させるだけでなく、優れた効果持続性でも人気を集めている抗KINGの光触媒コーティング。一度のコーティングで、抗菌・抗ウイルスのほか、防臭・防汚・防カビなどの効果が、最長『3年』にわたって続きます。

ウイルスを約99%低減するイメージ画像
01

優れたウイルス低減効果

プラスチック、布、革、のイメージ画像
02

あらゆる素材に対応

03

最長3年効果が持続

光触媒コーティングとは?

1967年に日本で発見され、『夢の技術』として世界中から注目を浴び続けている光触媒反応。このメカニズムを利用して開発されたのが、光触媒コーティングです。「ふだん行っているアルコール除菌とはどう違うの?」「いったい何をコーティングするの?」など、まずは素朴な疑問にお答えします。

Qアルコール除菌と光触媒コーティングはどう違うの?

アルコール除菌の場合

こまめに除菌しても、すぐに金やウイルスが施術台に付着してしまうイメージ画像

アルコールによる除菌は、瞬間的に菌やウイルスを減らすことはできても、 すぐにまた、これらが付着・繁殖してしまいます。

アルコールによる除菌効果は一時的

光触媒コーティングなら……

光が当たることで、菌やウイルスを分解除去するイメージ画像

光触媒コーティングの場合、一度コーティングを行えば、太陽や蛍光灯などの光が当たることで、 数年単位で抗菌・抗ウイルス効果が得られます。

光触媒の除菌効果は永続的

数年単位で抗菌・抗ウイルス効果が持続する『光触媒コーティング』をベースに、これまで通りの除菌を行うことで、少ない負担で効果的な抗菌・抗ウイルス対策が可能となります。

Q光触媒コーティングでは、何を塗布するの?

塗布するのは、歯磨き粉や化粧品にも含まれる『酸化チタン』

光触媒コーティングに使われるのは、光触媒(自身は反応の前後で変化しないが、光を吸収することで化学反応を促進させるもの)の代表格である酸化チタン。何やら聞きなれない名前ですが、実は酸化チタンは古くから歯磨き粉や化粧品、塗料などの原料として使われてきた、私たちにとって身近な存在。また、食品添加物(白色着色料)として認可されている安全性の高い物質であることから、医療機関や飲食店、幼稚園をはじめとする様々な場所で、酸化チタンによる光触媒コーティングが取り入れられています。

光のエネルギーを利用して、細菌やウイルスを分解します

先にもお伝えしたように、酸化チタンそのものには毒性がありません。太陽や蛍光灯などの『光』が酸化チタンに当たることで生じる“化学反応”によって、近づいてきたウイルスや有害物質を分解して無害化するのです。これが『光触媒反応』と呼ばれるもので、どんなに酸化チタンを塗布しても、光がなければウイルスや有害物質は分解されません。

光触媒反応のメカニズム

光触媒反応のメカニズムイメージ図

一般的な除菌が菌を取り除くことを目的にしているのに対し、光触媒コーティングでは原因菌を根本から分解除去。ニオイのもとになる雑菌も無害化して、クリーンで快適な環境を保ちます。

施工の流れ

光触媒コーティングの原理、お分かりいただけたでしょうか。それではさっそく、施工の流れをご紹介してまいります! 今回、撮影にご協力いただいたのは、東京・恵比寿のSHIRITCHIさんです。

SHIRITCHIさんの店内写真

抗KINGの光触媒コーティング・施工ステップ

1

除菌

2

抗菌・抗ウイルスコーティング

3

紫外線照射

感染症拡大防止対策においては、『除菌』か『抗菌・抗ウイルス コーティング』のどちらかを行うことがほとんどですが、抗KINGではその両方を実施。また、コーティングの工程においては、『噴霧+手塗り』のダブルコーティングを行うことで、最長3年という効果持続性を実現しています。

全体の流れを把握したところで、いざ光触媒コーティング、スタート!

01除菌

多くのリラクゼーションサロンで使われ、「最も衛生面が気になる」という声も多い“施術用ベッド”から施工スタート! コーティングに入る前に除菌を行います。

施術用ベッドに除菌スプレーをする写真

植物性の原料を主とした安全性の高い除菌剤をスプレーしたあと、ベッド表面の不要物丁寧にふき取っていきます。

ふき取り写真

02抗菌・抗ウイルス コーティング

表面が乾いたら酸化チタンを塗って、抗菌・抗ウイルスコーティングをしていきます。スプレーをしただけでは1年程度しか効果が続かないそうですが、抗KINGではスプレーをしたあと、さらに目の細かい布で丁寧に酸化チタンを塗り込んで定着させることで、最長3年という効果持続性を実現しています。

施術用ベッドに酸化チタンを手塗り。表面の凹凸に入れ込む。写真

意外と触れる機会の多いベッドの側面や、掃除しにくい頭部のくぼみ部分もプロの手で丁寧に!
「えっ、こんなところまで?」というぐらい、細かなゾーンまでコーティングしてくれました。

施術台の側面に酸化チタンを塗り込む写真
施術台の頭部に酸化チタンを塗り込む写真

03紫外線照射

再び表面を乾かした後、ブラックライトを使って紫外線を照射。菌やウイルスの分解を促します。

施術台上面に紫外線を照射する写真

側面はこんなふうに。顔や頭が触れやすい空洞部分もくまなく照射。ブルーの光がコーティング部をほのかに照らす様は、ちょっと幻想的ですらあります(笑)。

施術台側面に紫外線を照射する写真
施術台頭部くぼみに紫外線を照射する写真

これが抗KINGの光触媒コーティングの大まかな流れです。今回は施術用ベッドの他に、棚や椅子、着替えボックス、電気毛布、ドアノブ、トイレなどをコーティングしてもらいました。

布にもコーティングできます!

コネクターや電気配線があって洗濯しにくい電気毛布は、ミスト状にした酸化チタン分散液を吹き付けてコーティング。防臭効果も期待できるのがうれしいですね。

電気毛布に酸化チタン分散液を噴霧する写真

こちらは、施術の際にセラピストさんが腰掛けるスツール。ベッドと同様に、除菌をした後、酸化チタン分散液を塗りこんでスコーティングします。さらに布製のカバーにもミスト状のスプレーを。素材を選ばない抗KINGの光触媒コーティングなら、布はもちろん、プラスチックや革、木、金属などにも対応。

スツールに酸化チタン分散液を塗りこむ写真
布製のカバーに酸化チタン分散液を噴霧する写真

施術後の化粧直しやヘアセットに利用するコーナー。お客様が素手で触れる機会が多いので、抗菌・抗ウイルス コーティングをしておくと安心です。ここも噴霧→塗布の流れでしっかりとコーティングしていきます。

化粧直しコーナーに噴霧する写真

着替えやタオルなどを入れる収納ボックスもこんなふうに!

収納ボックスをふき取る写真

その他、キャッシュトレイ、ハンガー、ドアノブ、リモコンまで次々に手際よくコーティングし、必要箇所に紫外線照射。抗菌・抗ウイルスだけでなく、汚れやカビの付着も予防できるのがポイント!

キャッシュトレイをふき取る写真
ハンガーをふき取る写真
ドアノブに紫外線を照射する写真
リモコンに酸化チタン分散液を塗りこむ写真

壁にも酸化チタンをスプレーして、施術ルームのコーティング作業は終了!

壁に酸化チタン分散液をスプレーする写真

紫外線除菌ランプを室内の中央に置き、30分ほど部屋を密閉。とどめの除菌を行います。
その間に、トイレのコーティングへ!

紫外線除菌ランプを室内の中央に置いた写真
気になるトイレも細部まで!

気になりますよね。いろんな人と間接的に接する便座。手を洗っているのに菌が気になる、洗面所のハンドル。そして洗浄レバー……。「触る、触る~」なこんなところにも、くまなく抗菌・抗ウイルスコーティング。

便座をふき取る写真
洗面所のハンドルに酸化チタン分散液を塗りこむ写真
戦場レバーに酸化チタン分散液を塗りこむ写真
トイレットペーパーホルダーに酸化チタン分散液を塗りこむ写真

トイレも紫外線除菌ランプを焚いたら、施工完了! 壁からベッド、ドアノブやリモコンにいたるまで、あらゆる場所がコーティングされました。気になる所要時間ですが、当日は抗KINGの方が2名で手際よく施工をしてくださり、トータル2時間弱で施術ルームとトイレの光触媒コーティングが終わりました。

抗菌ステッカーを貼った写真

施工が完了すると、このようなステッカーがもらえます。サロンの入り口や施術ルームに貼ることで、お客様の安心感もアップするはず。

コーティング後のお手入れはどうするの?

一度コーティングを行えば、あとは太陽や蛍光灯の光を当てるだけ。基本的にメンテナンスがいらないという手軽さも、光触媒コーティングの大きな魅力。ただし、コーティング面にホコリなどがたまると、菌やウイルスの分解を妨げてしまうことがあるのでご注意を。ちなみに、市販の除菌用スプレーをかけても、効果が落ちることはないそうです。抗KINGの光触媒コーティングなら、安心の一年間保証つき。

光触媒コーティング導入サロン

INTERVIEW

ELLE beaute

代表 上田香央梨さん

『抗菌・抗ウイルス コーティング済』ステッカーがサロンのアピールポイントに!

リラクゼーションサロン ラグ

代表 一戸尚翔さん

抗菌・抗ウイルスだけでなく、防臭対策ができるのも大きな魅力ですね

SHIRITCHI

代表 中村亜沙実さん

「これなら安心して来られるね」と、常連のお客様から太鼓判をいただきました

天と地と人

代表 信長正義さん

最も気になっていた施術用ベッドが、あっという間に抗菌コーティングされた

※抗KINGによる施工前後のATP検査結果

検査の状況画像

ATPふき取り検査で、光触媒コーティング施工前後の汚れの数値を比較したところ、施工前と比べて数値が大幅に減っており、高い抗菌効果を生んだことがわかります。さらに時間が経つと、光エネルギーによって酸化・分解が進み、より数値が減少します。

※ATPふき取り検査:ふきとり面の洗浄度や衛生状態を調べる検査法。細菌やカビ、その他の微生物を含むすべての生物の細胞内に存在するATP(アデノシン三リン酸)を酵素などと組み合わせて発光させ、その発光量を測定します。

▼動画はこちら

お問い合わせ先

本特集内でご紹介した抗KINGの『光触媒コーティング』に関するお問い合わせは、こちらよりお願いいたします。

※布地へのコーティングの場合、洗濯の頻度等にもよりますが効果の持続期間は1年程度となります。
※抗KINGの光触媒コーティングは感染症のリスクを軽減させるサービスであり、感染症の予防・抑止を保証するものではありません。

≪参考文献≫
  • 藤嶋 昭 『第一人者が明かす光触媒のすべて』 ダイヤモンド社(2017年)
  • 藤嶋 昭・かこさとしほか共著 『太陽と光しょくばいものがたり』 偕成社(2010年)
  • 佐藤しんり 『光触媒とはなにか』 講談社(2004年)
ほか

撮影/赤石 仁
取材・文/EPARKリラク&エステ編集部
協力/SHIRITCHI、ONE BRAND

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