2018年12月1日 更新
くすんだ唇は老け顔を招く!簡単くすみケアでプックリ若々しい唇を
デリケートな唇は、徹底的に刺激を抑えて優しくくすみケア
唇は他の皮膚に比べて、角質層が薄く刺激に弱い部分。そのため、思った以上にデリケートで傷つきやすいのです。まずは唇がくすむ原因を取り除き、しっかりとくすみケアをして、きれいなピンク色の唇を目指しましょう。顔のくすみは、気にしている人が多いでしょう。しかし唇のくすみは、意外に見逃されがちです。いくら顔色がよくても、唇がくすんでいては台無し。不健康に見えてしまうのはもちろん、どんよりとした暗い印象を与えかねません。
唇がくすんでしまう原因は、ひとつではありません。普段は何気なく行っていることが、実は唇をくすませている可能性があります。そのため、まずは原因を突き止めましょう。
唇がくすむ5つの原因
1)紫外線
紫外線の影響をダイレクトに受ける唇。日焼けすると乾燥して皮がむけたり、ひどい場合は水ぶくれになったりすることもあります。
2)クレンジング不足
きちんとクレンジングされずに口紅の色素や油分などの成分が残っていると、唇が色素沈着を起こします。しかも、最近は食事しても落ちにくい口紅が流行っており、いざ落とす際に強くこすることで摩擦が生まれ、より色素沈着を招くのです。
3)タバコ
喫煙はビタミンCを破壊します。これによって、色素沈着のもとであるメラニン色素を抑える力が弱くなり、唇がくすみやすくなります。さらに、タバコのタール色素が唇に沈着する場合もあるでしょう。
4)リップクリーム
唇を保湿してくれるリップクリームがくすみを招く。意外かもしれませんが、実はリップクリームも、就寝前にはしっかりクレンジングで落とすことが大切です。成分である油分が色素沈着を招くので、日中は別として寝る前は必ずやさしく落としましょう。
5)糖質過多
ご飯やパンなどの炭水化物を食べ過ぎたり、糖分を摂りすぎたりすると糖質過多となり、唇が黄色っぽくなることがあります。
くすんだ唇を改善しよう
唇のくすみを改善する方法には、次のようなものが挙げられます。
・日中はしっかり紫外線を防ぐため、UVカット効果のあるリップクリームや口紅をつける
・口紅をきちんと落とす(ただし強くこすらずマッサージするように優しく落とすことが肝心)
・糖質過多にならないように炭水化物を控え、ビタミンCが豊富な野菜を多く取る
・入浴後などの血流が良いタイミングに指先で軽く叩くようにマッサージして血行を良くする
レーザー治療とピーリング
くすみがなかなか取れない場合は、レーザー治療という方法もあります。美容外科や皮膚科などで行われているくすみケアのレーザーによる治療で、顔だけではなく唇にも有効です。
レーザーは特定の周波により、メラニン色素を排除するもの。これによって唇のくすみを改善します。ただし、皮膚が薄くデリケートな唇は痛みが強く感じられるでしょう。ピーリングで古い角質やシワに入りこんだ汚れを取り除くことで、くすみの改善が期待できます。
◆執筆:青島 幹子