整体に行ったのにだるい 好転反応のサインと対処法

EPARKリラク&エステ

2018年10月3日 更新

整体に行ったのに体がだるい!この犯人は好転反応かも

整体に行ったのに体がだるい!この犯人は好転反応かも

何だか体の調子が優れない…。だるい…。そのような理由で整体を訪れる人は多いのではないでしょうか。しかし、整体に行ったのにもかかわらず体のだるさが続くのは、もしかしたら「好転反応」が原因かもしれません。

好転反応とは

体のだるさを取り除くために整体に行ったのに、整体を受けてもだるい状態が続くことに納得できない人もいるかもしれませんが、整体後のだるさは好転反応の可能性が高いでしょう。

好転反応とは、今まで悪い姿勢やストレスで圧迫されてきた神経や筋肉が整体によってゆるんでいく段階で起こる変化で、体の状態が悪い方から良い方向へ移行する時に感じる痛みや倦怠感などを指します。

徐々に蓄積されてきた不調が、整体で正常な状態へと戻されるためその変化に耐えられず、体が反応してしまうことがあるのです。そのため、整体後のだるさは良いだるさといっても差し支えはないでしょう。時間の経過と共に好転反応は薄くなっていき、元気な状態に戻っていきます。

好転反応の種類

好転反応にはいくつか種類があり、種類によって生じる体の状態は異なっていきます。

弛緩反応」は眠さやだるさがある好転反応で、悪い姿勢が良い姿勢に変わっていく過程で、多少の痛みを伴うことがあります。眠いなら睡眠をとり、だるいなら無理せず横になりましょう。

過敏反応」は、整体を受けて回復する途中に下痢や便秘、発熱、痛みなどが起こるものです。「排泄反応」は体の老廃物や毒素が外に出てくる反応で、汗や便、吹き出物などが普段よりも多く出始めます。

回復反応」は血流や神経の働きが回復し始めた時に起こり、だるさや体の痛みなどの不調が現れます。時間が経ち正常な状態になればこれらの不調はなくなります。

どんな人がなりやすいの?

好転反応は整体を受けたすべての人が感じるものではなく、中には反応を感じやすい人もいます。特に症状が重い人や慢性化している人は好転反応の影響を受けやすいといわれています。また、長期間にわたって持病の薬などを服用している人や、短期間の服用でも強い薬を飲んでいる人は好転反応が起こりやすいでしょう。その他にも、長年にわたり食品添加物や加工食品を取り続けてきた人や、脂肪分の多い肉料理を好んで食べてきた人は強く反応が出る可能性があります。

好転反応は整体を受けた翌日から起こるケースが多いですが、早い人では施術直後に反応を感じてしまうこともあります。短い人なら1日で治まりますが、人によって期間はさまざまです。

だるさなどの症状が続く場合は相談しよう

もしも好転反応が見られた場合は、食べ過ぎに気をつけ、体を冷やさないようにすることが大切です。お風呂では湯船につからず、なるべくシャワーだけで済ませて体に負担をかけないようにすることも併せて実践してみてください。

好転反応が出ている間は、お酒も控えるようにしましょう。あとは、よく寝たり水分をしっかり取ったりと、一般的に体に良いとされることをやってみましょう。

しかし、このように好転反応後の生活に留意しているにもかかわらず、反応が数日を超えてもまだ続く場合は、施術を受けた整体師や医療機関などに相談に行ってください。その不調の原因は別なことによるかもしれません。

まとめ

整体に行った後に感じるだるさは、好転反応という体が良い方向へ向かっていることのサインの可能性が高く、心配する必要はあまりありません。好転反応は誰にでも出るわけではなく、特に症状が重い人などに出やすいという特徴があります。体をしっかり休めてリラックスすることで、好転反応は次第にやわらいでいくことでしょう。

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