首のポキポキをやめたい!危険な理由と正しいケア方法を解説

EPARKリラク&エステ

2018年12月1日 更新

首の骨がポキポキ鳴るのはなぜ? 鳴らさない方がいいの?

首の骨がポキポキ鳴るのはなぜ? 鳴らさない方がいいの?

首を勢いよく回すと、「ポキポキ」と豪快な音が鳴るときがありますよね。中には、この音を聞くとスッキリするという人もいるようです。結論から言えば首を自分でポキポキ鳴らさないほうがよさそうです。そもそもこのポキポキ音はなぜ鳴るのかご存じですか?今回は首のポキポキ音の原因と体に起こる変化についてご説明します。

首は鳴らさないほうがいい

テレビやインターネットなどで、「首のポキポキは危険」と警鐘を鳴らしていることがあります。しかし「音が鳴る」こと自体がNGというわけではないようです。では、なぜ危険といわれているのでしょうか。

ポキポキ音が鳴るためにはある程度のスピードが必要です。きちんと訓練を受けた整体師やカイロプラクターであれば話は別ですが、何の訓練も受けていない人が自分で首を鳴らすと、思わぬ勢いがついてしまうことも考えられます。

勢いよく首をひねると、首の関節に大きな負担がかります。すると、首周辺に痛みが出たり首が動きにくくなるといったトラブルの他、首には椎骨動脈という重要な血管が走っているため、大きなストレスがかかることで血圧等にも影響が及ぶ可能性があると考えられるのです。

首の骨がポキポキ鳴る理由・原因


実は首の骨がポキポキ鳴る理由は、はっきりとしていません。ただ、現在の研究では、関節の周囲を取り囲む関節包という、カプセル状の組織の中の液体に溶け込んでいる気体が、外部からの刺激によって気泡になるからという説が有力です。スパークリングワインの栓を抜く時、「ポンッ」という音が鳴りますよね。それと同じことが、関節包内で起こっていると考えられているようです。ポキポキ鳴るためには、ある程度のスピードが必要。勢いよく関節包が引き伸ばされ、一気に体積が広がることで、内部の液体へかかっている圧力が弱まって溶け込んでいる気体が気泡になるという仕組みです。

首が凝ったらストレッチ、そしてプロの手を借りましょう


首が凝った時には、できれば自分でもケアをしたいですよね。首のセルフケアにはストレッチがおすすめです。強く押したりもんだりするよりも、伸ばすことを心がけましょう。その際には、勢いよく首をひねる動作ではなく、手の重みだけで首をゆっくりじっくり伸ばしていくことで、首周辺の血流が改善しやすくなるといわれています。くれぐれも痛みのない範囲で、気持ちよく首周辺をストレッチするのがポイント。

首のこりがひどい場合は、マッサージ・リラクゼーションサロンへ行く、訓練を受けた整体師やカイロプラクターに施術してもらうことを検討してみましょう。

まとめ

首は脊髄や大きな動脈が通っている重要な部位です。スッキリするからとつい音を鳴らしたくなってしまう気持ちもわかりますが、リスクもあるため首の骨を頻繁にポキポキ鳴らすクセは改めたいもの。プロの施術者に相談するなどしながら、安全に自分の体をケアしていってください。

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