2016年12月28日 更新
足が冷えて眠れない!足が冷たいあなたに贈る今冬の冷え対策3つ
冬になると足が冷えて眠れないという女性は多いのではないでしょうか。靴下を重ね履きしたりカイロで温めたりと、皆さん色々な対策をしていると思いますが、果たしてその対策は本当に正しいのでしょうか? 足が冷たいと眠りにつきにくくなったり、肌のコンディションも悪くなりがちに……。今回は女性の大敵ともいえる、「冷え」の対策方法をご紹介します。
足が冷えて眠れないのは、血流が悪いから?
私たちの血液は体じゅうを循環しながら全身に熱を運んでいます。しかし、足は心臓から一番遠いところにあるため、血液循環が悪くなると熱が充分に行き届かなくなり、冷えを感じやすくなるのです。つまり、季節に関係なく、血の巡りの悪さが足先の冷えを招く大きな要因になるというわけです。
特に女性は男性に比べて筋肉量が少ない人が多く、血液を運ぶ力が弱いため、より冷えやすいといえるでしょう。足の冷えがひどくて眠れないという人は、筋肉の「ポンプ力」にも目を向けてみる必要があります。
【足先の冷え対策1】足湯
まずは、直接足先を温めることから始めてみましょう。温めるといっても、靴下を多用すると足先を過度に圧迫して、冷えを悪化させてしまう可能性があります。着用する場合は通気性が良く、ゆったりとした締め付けの少ないものを選びましょう。
手軽に始められる足先の冷え対策として、「足湯」はおすすめです。長湯をするとのぼせてしまう人や、ゆっくり湯船に浸かる時間がない人も、寝る前に15分ほど足湯に浸かってみてください。お湯の温度は40℃~42℃に設定しましょう。少し熱めに感じるくらいがちょうど良い温度です。さし湯用に熱めのお湯を用意し、お湯の温度を調整しながら行ってみてください。15分後、足をお湯から出して拭いた時に左右で色が異なっている場合は、あまり赤くなっていない方だけさらに2分追加してみると、より芯から温まることができるのでおすすめです。その際、お湯から出している方の足は冷えないよう、靴下を履いておきましょう。
【足先の冷え対策2】マッサージとストレッチ
足をマッサージしたり、ストレッチやエクササイズで動かしてあげることも、血流を促して冷えを改善させることにつながります。
足の指先から足裏、足の甲、足首、ふくらはぎ、膝の裏と、末端からトリートメントしていきましょう。もちろんサロンでリフレクソロジーを受けられればベターです。足の運動でおすすめしたいのは、「足指じゃんけん」です。足の指でグー・チョキ・パーとセットで10回、じゃんけんをしてみてください。普段あまり動かさない足の指を大きく動かすことでまわりの筋肉を使うことができ、血流の改善が期待できるでしょう。このストレッチは、片足ずつ行いましょう。
【足先の冷え対策3】体を温めるものを食べる
食べ物の中には、体を温める効果が期待できるものがあります。まず、乾燥した生姜には「ショウガオール」という成分がたっぷり含まれています。ショウガオールは生姜を乾燥させたり、生姜に熱を加えることでジンゲロールから徐々に変化し、じわじわと体の内側から温める効果があるといわれている成分です。紅茶に乾燥させた生姜をすりおろした「ジンジャーティー」を試してみたり、鍋やスープに生姜を足してみたりすることをおすすめします。
また、筋肉や血液、内臓など人体を構成する上で重要な成分であるたんぱく質も体を温める作用があるといいますから、肉や魚、大豆食品を積極的に食べるとよいでしょう。美味しく食べて、ポカポカ気分を味わいましょう。
まとめ
足先の冷え対策に効果が期待できる、今日からできる3つの対処法をご紹介しました。冷えは女性の大敵です。冷えを改善させれば「むくみ解消」や「ダイエット」の効果も期待できます。合わせてマッサージや整体で専門家に相談してみるのもよいでしょう。セルフケアと組み合わせて、効果的に冷えを改善させていきたいですね。