リフレクソロジーとは?種類と特徴を徹底解説

EPARKリラク&エステ

2018年12月2日 更新

英国式・台湾式の違いは?リフレクソロジーの種類と特徴

英国式・台湾式の違いは?リフレクソロジーの種類と特徴

フットケアやリフレクソロジーが大好きという方、そして興味はあるけどまだ経験していないという方、リフレクソロジーには大きく分けて「英国式」と「台湾式」があるのをご存知でしょうか?今回はこの2つのスタイルをメインにそれぞれの特徴と施術効果についてお伝えします。

台湾式リフレクソロジー

台湾では、布教のためにこの地を訪れていたスイス人宣教師が、自らの手で足裏を刺戟することで持病を克服。それを教会に来る人に教えているうちに、台湾全土にリフレクソロジーの一大ブームを巻き起こしました。現在、台北にはカジュアルな店から落ち着いた雰囲気の高級店まで数多くの足ツボ店が並んでいるようです。

台湾式の傾向としては、リフレクソロジーの原型に東洋医学の経絡やツボの要素をミックスしているとされています。そして最大の特徴は英国式とは対照的な「強い刺激」です。施術内容としては指の関節や専用の棒を使って、しっかりとピンポイントで強い刺激を与えるので、短い時間で効果が得られるともいわれています。

英国式リフレクソロジー

イギリスでは早くからリフレクソロジーが注目され、看護師が中心となって大量のデータ収集と実証的な研究が続けられており、現在では保険医療に組み込まれるほど認知度の高いものとなっているようです。そんなイギリスを中心とした西洋のリフレクソロジーの最大の特徴は、「痛くない」ということにあります。「指の腹」を使い適度な力で刺激を与えていきます。

一説によると、日本では約20年前にその施術の素晴らしさに感動した元キャビンアテンダントの女性が、リフレクソロジーを日本に広めるために駅周辺に英国式リフレクソロジー専門の店舗を開いたところ、忙しいビジネスパーソンを中心に好評を博し、どんどん広まっていったといいます。

東洋式リフレクソロジー

日本では台湾式がポピュラーですが、大きなくくりでの東洋式リフレクソロジーには他に「中国式」や「タイ式」と呼ばれるものもあります。中国式はより刺激的にしっかりと施術を行うのが特徴であるのに対して、タイ式は台湾式よりもソフトに施術を行うようです。痛いのが苦手な方は英国式、強い刺激で施術を受けたい方は中国式が良いでしょう。

リフレクソロジーと足つぼマッサージの違い

リフレクソロジーと足つぼマッサージを混同している人もいますが、実は大きく異なります。足つぼマッサージでは足裏の反射点(つぼ)を指で押す際、「点」で押すように力を加えるのに対し、リフレクソロジーでは反射区(エリア)を「面」としてとらえて押します。

「点」で押されるときと、「面」で押されるときの感じ方の違いも理由のひとつでしょう。

リフレクソロジーの歴史と成り立ち

リフレクソロジーは一般に「足のマッサージ」として認識されていますが、正確には足に限らず、手のひらや耳などにある「反射区」に刺激を与えることでリラックス効果・ストレス軽減・血流改善などが期待できる施術方法です。

その起源は古代エジプト時代までさかのぼるといわれていますが、「リフレクソロジー」という考え方の基礎を作ったのは、アメリカ人医師のウィリアム・フィッツジェラルドだとされています。耳鼻咽喉科の専門であった彼は、手足を刺激することで鎮痛効果が得られることを発見し、研究を重ねて「ゾーンセラピー」という書物を発表しました。このゾーンセラピーでは人体を10個のゾーンに分け、特定のゾーンにある臓器の問題は、同じゾーン内の他の場所を刺激することで改善効果が期待できると主張されています。

その後、アメリカの理学療法士のユーニス・イングハムがゾーンセラピーの理論を発展させ、足には体のさまざまな部位に対応した反射区があると考え、「フットチャート(足の地図)」を作成しました。これがいわゆる「足裏ツボ図」の原型です。その後、リフレクソロジーは台湾やイギリスなどを中心に世界各国で広まることとなります。

まとめ

リフレクソロジーは直接的な治療行為ではありませんが、多くの人がリフレクソロジーから癒しを得ています。不調にアプローチして体を楽にするだけでなく、リラックスやストレス解消にも繋がるリフレクソロジーは、短時間で気軽に受けることができるという利便性も含めて、ストレス社会を生きる私達にぴったりの健康法だといえるのではないでしょうか。


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