2018年12月2日 更新
足のツボ押しで、体の不調をスッキリ改善
足ツボの効果を解説!主なツボ(反射区)の位置とは
なお始めに「ツボ」と書きましたが、ここでは主にリラクゼーションサロンの「足つぼマッサージ」として知られる「リフレクソロジー」の反射区を取り上げます。(東洋医学の経穴と言われるツボとは異なります)
脂肪燃焼
人差し指と中指の間の付け根から4センチほど下の土踏まずの上部にあたる部分に脂肪燃焼に効果的なツボが存在するといわれています。両足に存在するそうなので、左右バランスよく刺激してみましょう。
食欲抑制
親指・人差し指全体と親指の付け根から盛り上がっている母指球は食欲を抑えるゾーンといわれています。この範囲を刺激すると食べ過ぎを防ぐ効果が期待できるようです。脂肪燃焼のツボと同様に両足にツボがあるそうなので、左右両方を押してみて下さい。
頭痛・ストレス
仕事でのストレスや脳の疲れなどで、頭痛を引き起こしたりしていないでしょうか? そんな方は、両手の親指で足の親指の腹を刺激してみてください。痛みを伴う場合は精神的なストレスを感じている可能性があります。
目の疲れ
一日の大半をパソコンやスマートフォンを見て過ごしているという人は、少なくないでしょう。酷使された目を足ツボでケアしましょう。目の疲れのツボは、足の人差し指と中指の付け根の部分にあります。注意しなければならないのは、左足が痛い=右目の疲れ、右足が痛い=左目の疲れ、という具合に左右が逆になっているということです。
首周辺のこり
首や肩こりに対応するのは、足の親指の付け根の下から小指の部分にかけてのツボとなります。首や肩のこりは、気付いたときにもむ程度では、すっきりと改善させるのは難しいもの。足の裏なら簡単に手が届くので、こまめにケアすることが可能。刺激してみると首や肩が楽になるかもしれません。
むくみ
足の指を内側に曲げると足の裏にくぼみができるのが確認できます。このくぼみを、手の親指を使って強めに押してみましょう。ここを押すことによってリンパの流れが促されてむくみの軽減につながるといいます。疲れがたまっている時にもおすすめです。
胃や腸の不調
土踏まずが硬かったり痛いときは、胃や腸といった消化器官の機能低下の可能性が考えられます。胃腸の調子が悪いときは、土踏まずの部分を押してみましょう。便秘の改善にもおすすめです。
生理痛
月によって、また人によっても状態が異なる生理痛は、意外と対処法が分からないもの。どうしてもつらい時は薬に頼るのもひとつの手段ですが、実は生理痛にも効果的が期待できるツボがあります。それは「かかと」の部分です。かかとから足首にかけて優しくほぐすことによって、痛みが緩和されることもあるようです。
ツボのうれしい効果は他にも
血行促進効果
足のツボ押しを行うと、体がポカポカと温かくなってきませんか?それは、血流が良くなっているサインだと思っていいでしょう。血液やリンパの流れが促されれば、冷えの改善だけでなく疲労回復にもつながります。
リラックス効果
足のツボ押しによって頭や目、首、肩、胃腸などの疲れが癒され、体内の巡りが良くなると、自然に心が落ち着いてくるはずです。寝る前にツボ押しを行えば、スムーズに眠りにつくことができるでしょう。何となくイライラしていたり、気持ちが晴れない時は、リラクゼーションサロンに駆け込んで、足ツボマッサージを受けてみるのもおすすめです。癒し空間&プロの技で、効果的にリラックスやリフレッシュができるはず!
まとめ
いかがでしたか? 足の裏には多数のツボが存在しますが、そのなかでも日常生活で役立ちそうなものをピックアップしてみました。“痛気持ちいい”強さを目安に、ぜひ足のツボ押しを習慣にしてみてください。「自分でツボの位置を覚えて実践するのが難しい」「力加減がイマイチ分からない」という方は、リラクゼーションサロンで、プロの施術を受けてみるのもおすすめですよ。