2018年12月1日 更新
いつも美肌といわれたい!肌荒れの原因を知って素肌美人に!
女性の皆さんは、一度は肌荒れに悩んだことがあるのではないでしょうか? 女子会でも、「最近、目元の乾燥がひどくて…」「どこの化粧品使っているの?」など肌に関する話に花が咲くものです。とはいえ肌質は人それぞれ。友人に合う基礎化粧品やメイクブランドが自分にも合うとは限りません。肌荒れで悩んでいる方は改善するためにたくさんの化粧品を試してきたのではないでしょうか。しかし、肌荒れを改善するためには、自分の肌荒れの種類や原因、正しいケアの知識が必要です。今回は美肌を目指したいあなたに役立つ情報をご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
肌荒れは3タイプ!混合肌、乾燥肌、オイリー肌それぞれの原因
あなたの肌はどんなタイプですか?と聞かれたら、選択肢として浮かぶのは乾燥肌、オイリー肌、混合肌の3種類ではないでしょうか。まずは、それぞれの特徴と肌トラブルを生む原因を確認してみましょう。
混合肌
混合肌は、顔の部分によって現れるトラブルが異なる肌状態のことをいいます。部分的に肌がテカる、部分的に肌がカサカサする、季節や日によって肌質が変わる……。気まぐれな混合肌の原因を探ってみましょう。
基本は乾燥が原因
混合肌だと、乾燥しているのかオイリーなのかわからなくなってしまいがち。でも基本的に混合肌は乾燥が原因といわれます。美容液やクリームでしっかり保湿をすることが基本ですが、乾燥している部分には基礎化粧品を重ね付けする、逆にオイリーな部分は軽くティッシュオフをする、など臨機応変なケアを心がけましょう。
月経前後や季節の変わり目
月経前後はホルモンのバランスが崩れがちです。それだけでも肌が荒れやすいのですが、エアコンによる乾燥や紫外線ダメージなどと重なると、体が肌を正常な状態にコントロールしきれなくなってしまいます。特に季節の変わり目は気候が不安定なため混合肌が悪化しやすくなります。できるだけ肌の負担になら
乾燥肌
乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が不足して潤いを感じられない肌状態のことです。肌に水分が足りなくなることで乾燥したり小ジワができてしまったりします。また肌が乾燥して毛穴が細くなることで少しの皮脂でも毛穴が詰まってニキビができてしまうことも……。憂鬱な乾燥肌の原因を探ってみましょう。
乾燥した空気
エアコンの効いた室内にいる時間が長いと、どうしても肌が乾燥してしまいますよね。肌の乾きを加速させないためにも加湿器を設置する、電気毛布やこたつを頻繁に使わないなどできるだけ空気を乾燥させない工夫をしてみましょう。
間違った洗顔やスキンケア
お湯での洗顔は問題ありませんが、熱すぎるお湯は必要な皮脂まで落としてしまいます。また、ゴシゴシこする、洗浄力の強すぎる洗顔料の使用、一日に何度も洗顔するといったことも乾燥肌の原因になるのです。肌に優しい洗顔料で優しく洗う、ぬるま湯でしっかり流す、洗顔回数は1日2回までを意識して洗顔してみてください。朝はぬるま湯洗顔のみで充分です。肌の水分を保つようなケアを心がけてください。
バランスの悪い食事
ダイエット中などで脂抜きの食事をしている方もいらっしゃると思います。もちろん脂分の多すぎる食事は控えたいですが、脂分が足りないと乾燥肌の原因に。その他ビタミンや亜鉛の不足も乾燥肌には良くないそうです。バランスのとれた食事を心がけたいですね。
オイリー肌
オイリー肌は、何らかの原因で皮脂の分泌が過剰になっている肌状態のことです。全体的に肌がテカテカしたり、ニキビができたり、毛穴が黒ずんだり……。やっかいなオイリー肌の原因を探ってみましょう。
間違った洗顔やスキンケア
皮脂を落とすために熱いお湯やスクラブの入った洗顔料でゴシゴシ顔を洗う。オイリー肌の方に多い洗顔法です。この方法だと、きれいになるために洗顔しているつもりが、肌を刺激して余計にテカリやニキビを悪化させることも。また、オイリー肌の方は保湿ケアをすると肌がベタつくと思って化粧水や乳液だけでスキンケアを済ませ、充分に保湿をしないケースがありますが、洗顔後に保湿をせずに放置すると肌が自ら皮脂の分泌量を増加させてしまいます。優しく洗って、しっかり保湿が美肌の鉄則です。
バランスの悪い食事
脂肪分の多い食品を取りすぎると、皮脂の分泌が過剰になってオイリー肌になってしまう場合があります。また、ビタミンC、B2、B6は皮脂の分泌をコントロールする働きがありますので意識して摂取してみてください。肉を魚に変えてみるといった工夫をするのも良いですね。
慢性的なストレス
慢性的なストレス状態が続くと男性ホルモンの分泌が活性化し、皮脂の分泌を促進して大人ニキビにつながります。ストレスをうまく解消できる方法を持てると良いですが、ホルモンバランスの崩れが原因と思われる肌荒れは、ひどくなる前に医療機関を受診しましょう。
混合肌でもどんな肌質にも共通する改善ケア
意外と見落としがちな基礎化粧品の使い方や自宅での過ごし方を、今一度おさらいしてみましょう。
クレンジング
メイクの汚れが残っていると、肌荒れの原因になります。肌に負担をかけずにしっかり落としましょう。
アイメイクなどのポイントメイクを先にオフ
アイメイクや口紅などは落ちにくいため、顔全体のクレンジングでは落とし切れない可能性があります。ポイントメイクは専用リムーバーを使って先に落としておくとよいでしょう。デリケートな目元は、丁寧かつソフトタッチで。ゴシゴシ洗いはシワの原因になります。
クレンジング剤の量を守る
量が少ないと肌への摩擦が大きくなります。適量を使いましょう。また少し手のひらで温めるとメイクが落ちやすいですよ。
Tゾーンからクレンジング剤を乗せましょう
比較的皮脂の多いTゾーンからスタートし、Uゾーンを洗いましょう。皮脂の少ないUゾーンからクレンジングすると、負担がかかって肌荒れの原因にも。
力を入れずに優しくなじませる
ゴシゴシこすると肌に負担がかかります。指の腹を使って、顔の上を滑らせるように優しくなじませましょう。
ぬるま湯でしっかりすすぐ
仕上げはぬるま湯で、クレンジング剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。熱いお湯だと必要な皮脂まで流してしまいますし、冷たい水だと油が落ち切れません。32度くらいが適温だといわれています。
洗顔
・しっかり泡立てて
肌を傷付けないように洗顔料をしっかり泡立てて、たっぷりの泡で転がすように洗いましょう。泡立てネットを使うと簡単に素早くモコモコの泡が作れます。クレンジングと同様Tゾーンに泡を乗せてからUゾーンへ。すすぎもクレンジング同様、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
化粧水
・少しずつ浸透させて
メーカー推奨使用量の1/2~1/3量の化粧水を手にとり、手のひらで温めてから付けましょう。手で顔全体を覆うように10~15秒優しく押さえます。これを2~3回繰り返しながら少しずつ浸透させましょう。
乳液
・こすらずおさえるように
メーカー推奨使用量を手のひらに伸ばして、温めてから肌になじませましょう。こすらずにおさえるように付けると良いでしょう。
美容液・クリーム
・乾燥しやすい場所に
メーカー推奨使用量を乾燥しやすい目元、口元、両頬においてから広げていき、手のひらで押し当てるように付けましょう。
ヘアスタイル
・髪の毛がニキビの原因になる!?
ニキビは手で触れると良くないといいますが、髪の毛が触れても悪化しやすくなります。髪の毛そのものが刺激になることもありますし、髪についているほこりやスタイリング剤でニキビが刺激されることもあります。ロングヘアは束ねる、スタイリング剤は落としてから寝るなどで回避できます。肌をケアしながらまとめ髪を楽しんでみてください。
生活習慣
・食事は体をつくる基本
慌ただしい毎日の中で、バランスの良い食生活を続けるのは難しいもの。つい外食が増えてしまったり、偏りがちな食生活になってしまいがちですが、できるところから少しずつバランスの良い食事を心がけましょう。過度な食事制限も肌荒れにつながります。
寝ている間に美肌は生まれる
忙しくて睡眠時間を削ってしまう、寝る直前までテレビやPC、スマホを見ていて、ぐっすり眠れない……。現代人が陥りがちな習慣ですが、美肌に必要な成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されますので、充分かつ上質な睡眠をとるように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、女性が抱えやすい悩みの定番ともいえる肌荒れについてご紹介しました。ポイントは2つ。
- 自分の肌タイプを理解して正しいスキンケアをすること
- ライフスタイルを見直し、改善できることをひとつずつ実行していくこと
美肌になって、毎日キラキラしたあなたでいてくださいね!