こんにちは、ResToreです。
10月8日は日本整形外科学会が定めた「骨と関節の日」です。
この日は色々な整形外科疾患に関する啓蒙活動が行われるの
ですが、今回はそれに因んで、女性がなりやすくまた気をつ
けたい「骨粗鬆症」についてお伝えします。
骨粗鬆症とは、骨の密度や強度が低下して骨折などを引き起
こしやすくなる疾患です。
痛みや自覚症状もなく、転倒などで骨折をして初めて骨粗鬆
症と気づく事が多いそうです。
日本での患者数は約1280万人、そのうち男性が300万人で女
性が980万人と圧倒的に女性がかかりやすいとされる骨粗鬆症。
年齢も高齢になるにつれ増え、70代になると二人に一人は骨
粗鬆症だそうです。
そして、その原因はいくつかあげられます。
#閉経などによる女性ホルモンの低下
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」には、骨を壊す
働きを緩やかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制す
る働きがあります。
そのため閉経などにより分泌量が減ると、同年代の男性と比
べて骨密度が低下しやすい傾向があります。
#骨量の変化
骨量は18歳をピークに増えていきますが、40代以降徐々に
減っていきます。
先程のエストロゲンの他に、腸管でのカルシウムの吸収の低
下や、カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDを作
る働きが弱まり、骨代謝の低下が起こりやすいとされていま
す。
#運動不足
骨は適度な負担がかかる事でより強くなろうとするのですが、
運動不足になるとその働きが衰え、より骨粗鬆症になりやす
いそうです。
その他にも、過度なダイエットや食事などでも引き起こされ
ます。
高齢者の疾患と思われがちな骨粗鬆症ですが、最近は、10代
や20代といった若い女性にも骨粗鬆症が広がっているそうで
す。
骨粗鬆症での骨折などで、寝たきりや介護が必要な方が増え
ているそうです。
いつまでも丈夫な骨を維持するためには、予防や対策が必要
です。
丈夫な骨を維持して健康な日々を送りたいものですね♪
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