こんにちは、ResToreです。
今回も睡眠についてお伝えします。
何故眠るのか?その理由やメカニズムは解明されていない部分
も多いのですが、以下の様な事が理由と考えられています。
#脳の休養とメンテナンス
単純に脳を休める事以外にも、脳は睡眠中に積極的に修復を
しているそうです。
脳の老廃物でありアルツハイマー型認知症の原因の一つと考え
られているタンパク質「アミロイドβ」という物資を脳は睡眠をとる
事で排出しているそうです。
#記憶の整理と定着・強化
「寝たら悩み事がなくなっていた」とか「寝たら嫌な事は大概忘れる」
という方がいらっしゃいます。
睡眠は記憶を整理し、忘れる機能を持っていると言われています。
また、逆に学習した記憶を定着させ、さらに記憶を強化させる
働きがある事が色々な研究結果で示されています。
眠る事は学習能力の向上にも欠かせないものです。
#ホルモンバランスを整える
眠る時に大量に出ると言われる成長ホルモン。
骨や筋肉の発達には欠かせないホルモンですが、それだけでは
なく、アンチエイジングやダイエットにも欠かせないものです。
成長ホルモンは人間の傷ついたあらゆる細胞を修復し、新陳代謝
を促進させます。
また、睡眠不足は脂肪細胞から分泌される食欲抑制ホルモンの
「レプチン」が減少し、胃から分泌される食欲増進ホルモンである
「グレリン」が分泌されやすく、それによって肥満になりやすい傾向
があるそうです。
美容にもダイエットにも睡眠はとて重要なのです。
#免疫力向上
「風邪は寝たら治る」と言われていますが、それにはしっかり
根拠があるそうです。
睡眠時前半に多く分泌されるメラトニンというホルモンが胸腺
という器官に働きかけて、体の異常を察知し攻撃する「キラー
T細胞」を増殖させ、感染症を治癒に向かわせる働きがあります。
睡眠不足は様々な病気や認知症のリスクが増加するそうです。
また、心の病気にも睡眠不足は関係しているとも言われています。
心身共に健康でいるには、やはり睡眠はとても重要です。
現代では難しい部分もありますが、より良い睡眠は心掛けたいものですね。
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