こんにちは、ResToreです。
今回も、下肢静脈瘤に関する情報をお伝えします。
静脈は、筋膜下や筋肉内を走行する深部静脈と皮下を走行する
表在静脈に分かれます。
深部でおきる病気には、深部静脈血栓症…
いわゆるエコノミークラス症候群があります。
深部静脈に血栓ができ、それが肺や心臓に飛び、呼吸困難や
ショック状態になる等、命に関わる病気の事です。
下肢静脈瘤と混同されやすいですが、全く違う病気です。
下肢静脈瘤があれば直ちに深部静脈血栓症を発症するなどの
明確な相関関係はないそうですが、十分危険因子にはなるとの
事です。
下肢静脈瘤で一度静脈弁が壊れたら元に戻ることはありません。
ただ、出来るだけならないようにする予防はとても大切です。
今回はその予防方法の一部をご紹介します。
#立ちっぱなしや座りっぱなしを避ける
仕事の場合は中々自由も効かないので難しいですが、出来る範囲で
その場で出来る運動をする事も大切です。
軽く脚の上げ下げをするだけでも違います。
また、以前ブログでも紹介した貧乏ゆすりの様な動きもおススメです。
#水分補給をこまめにする
血液の粘度が濃いと、より静脈瘤のリスクが高まります。
水分補給をこまめにする事で血液の濃度も薄まります。
1日1.5リットル程を目安に取ると良いです。
#弾圧ソックスやストッキングの着用
下肢静脈の血流を促進させる働きのある弾圧ソックスやストッキング。
履く事で適度に脚に圧がかかり浮腫みも軽くなるそうです。
ただし、正しく履かないと効果が出なかったり悪化する事も!
病院等で使用法を教わって着用しましょう。
#睡眠時は足を少し高くして休む
脚を心臓より少し高く、または同じ位の高さにします。
戻りにくくなっていた血液も心臓へ戻り、また睡眠もより深く
取る事ができます。
膝より下に薄いクッションやタオルなどを敷いて使うと良いそうです。
そして、食生活と適度な運動はとても大切です。
塩分が多く高脂質な食生活ばかりだと肥満にもなりやすく、
静脈瘤になるリスクが高くなります。
生活習慣を見直してみる事も大切です。
さて、次回は浮腫み予防と美脚にもなる運動方法をお伝えします♪
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