こんにちは、ResToreです。
先日、ネットサーフィンをしていて発見した記事に…
「2か月間寝たきりでいれば200万円の報酬が貰える!」という
記事がありました。
これは、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)による
共同実験で、人体への無重力状態の影響に関する実験の一環
だそうです。
人類初の宇宙飛行は1961年4月。
旧ソ連時代の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンがその偉業を成し
遂げました。
彼の「地球は青かった」の言葉はあまりにも有名ですが、日本人
女性初の宇宙飛行士・向井千秋さんは、地球に帰って来て一番
感動した事は「重力がある事」なのだそうです。
人間は地球で暮らすうえで、重力を感じながら生活をしています。
宇宙空間は無重力ですが、その無重力を体感し続けた宇宙飛行士
達の身体はどうなるかというと…
#重力が無いので、通常より早く体液が移動し顔が浮腫む、鼻詰まり
などが起こる。
#赤血球の減少
#骨がもろくなり、骨粗鬆症になりやすい。
#筋力も低下。筋肉の結合組織も弱るので心筋なども弱くなる
#血管の硬化
#視力低下
#認知力の低下
など。
これを見ていると、まるで普通の老化現象を見ているようですよね。
この様な現象を「宇宙老化」と呼ぶそうで、今回の実験もNASAが
その現象を如何にして防止するか?その為に実験を行うそうです。
そして、医学博士でもある向井千秋さんは、「宇宙老化」は地球での
生理的老化現象に似ていると仰っています。
身体がダルいから寝てばかり…ちょっとそこまでの移動も車で移動…
無重力は体験していなくても、実はこういった行動は無重力に近い
現象での行動なのだそうです。
時に重力に逆らいたくなる事は多々ありますが、やはり人間にとって
「立つ、歩く」は思っている以上にとても重要で幸せな事なのかもしれません。
民間会社が宇宙旅行用ロケット打ち上げにも成功し、民間人が宇宙
旅行に行ける日も現実になりつつあります。
飛行士の方達程滞在はしないものの、やはりなにかしら影響はありそう
ですよね。
宇宙旅行に憧れはありますが、とてもじゃないお値段!なので、いつか
行ける日を目指して身体を鍛え、「宇宙老化」に逆らえる体力をつけて
いきたいと思います^_^
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