こんにちは、ResToreです。
ある女性のお客様との会話で…
「昔新体操やってた時、関節や身体を柔らかくする為にお酢を
毎日飲んでたけど…アレ嘘だよね~(笑)」
というお話になりました。
食用のお酢には、アルコールや穀物や果物などから生成する
醸造酢と合成酢があります。
お酢の中には100種類以上の成分がありますが、主成分は酢酸
と呼ばれるもので、酸味を感じるのもこの成分から。
日本のお酢の原料は米などの穀物酢が多いですが、麦酢やモルト
(麦芽)ビネガー、ワインビネガーやハニービネガーなど種類も沢山
あります。
さて、お酢を飲み続けると身体は柔らかくなるのか…
恐らくそのような効果はなさそうです^^;
しかし、お酢は皆さんご存知の通り、とても健康に良い物には
変わりありません。
主な効能として…
#疲労回復
#内蔵脂肪や血中脂質を減少させる
#高血圧抑制
#食欲増進
など。
では、何故「お酢を飲む=身体が柔らかくなる」という迷信?
が生まれたのかというと…
お肉を柔らかくする時にお酢に漬け込んだり調味料として使用
したりしますが、その時お肉を酸性状態にする事で分解酵素が
働きお肉が柔らかくなる事が由来と思われます。
因みに、紀元前4000年前にはすでにメソポタミア地方で酢が
作られていたそうで、医学の父と呼ばれるヒポクラテスはお酢の
抗菌作用に注目し、治療に使用していたという記録もあるそうです。
また、日本でも江戸時代には酔い覚ましとして使用されていた
記録があるそうです。
身体は柔らかくなる事はなさそうですが、古代より調味料として、
そして薬として様々な場面で使用されてきたお酢。
勿論取りすぎはよくありませんが、とても身近な健康食品と
言えるので、積極的に摂取していきたいものですね^_^
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