■5分でできる朝スープレシピ2選
(1)ジンジャートマトスープ
トマトベースのスープをご紹介します。
トマトや加工品であるトマトジュースに多く含まれる「リコピン」にはさまざまな生理機能があります。リコピンの抗酸化作用によって脂肪細胞の増加を防ぐことができると考えられており、血流改善作用があることから代謝アップも期待されています。
スープの具材は、できるだけ噛む回数が多くなるものを加えましょう。おすすめは、キャベツです。根菜に比べると火の通りも早く、食感もあるからです。よく噛むことは食後血糖値の上昇を抑制するということがわかっています。
身体を温めるショウガも加えると、代謝のよい1日のスタートに役立ちます。
材料(1人分)
・トマトジュース 150ml
・水 150ml
・切り干し大根 適宜
・キャベツ 1枚
・大豆の水煮(あれば) 大さじ3
・すりおろしショウガ 小さじ2分の1〜小さじ1(お好みで)
・顆粒コンソメ 小さじ2
作り方
(1)切り干し大根は水で洗って、軽く戻しておきます。
(2)キャベツは水で洗って、食べやすい大きさに切っておきます。手でちぎってもOKです。
(3)小鍋に下処理した野菜を含めた全ての材料、調味料を入れて煮込みます。火が通ったら完成です。
(2)豆乳味噌ごまスープ
豆乳に含まれる「大豆たんぱく質」は、コレステロールを吸着して体外への排出に役立つと考えられています。空腹時よりも食後、もしくは食事中に豆乳を飲用する方が、よりコレステロールの低下が期待できるといえます。
ネギやニラなど、短時間で火が通り身体を温める働きのある野菜と組み合わせることもおすすめです。ヘルシーですがお腹にたまるので、少量でも満腹感を得られるでしょう。
美味しく作るコツは、豆乳を最初から入れないことです。分離してしまうので、具材がやわらかくなった後に入れて温めるように加熱すると、見た目もきれいに仕上がります。
材料(2人分)
・ネギ 2分の1本
・豚肉 適宜
・ニラ 4本
・水 150ml
・豆乳 150ml
・すりごま 大さじ2
・味噌 小さじ2
作り方
(1)ネギは斜め薄切りにして、豚肉は食べやすい大きさに切っておきます。ニラは3〜4センチの大きさに切っておきましょう。
(2)小鍋に水と(1)を入れて煮込みます。
(3)(2)に火が通ったら、豆乳、すりごま、味噌を入れて沸騰しないように温めたら完成です。
朝食がルーティンになっている人も多いですよね。簡単に作ることができるスープを加えて、痩せやすい身体作りに役立てましょう。