閉経と女性ホルモンの関係(2022年10月30日 10時01分) エルフラージュ銀座店

閉経とは、月経が完全に停止した状態のことを指します。閉経が訪れる時期は個人差があり、
日本人女性の場合は大体50歳前後といわれています。

閉経後に起こるからだの変化としては、骨密度の減少、血圧が上がりやすくなることなどがあげられます。これにより、骨粗鬆症や高血圧のリスクも上昇します。

閉経はネガティブなものだと捉える方も多いかもしれませんが、
悪いものばかりではありません。
閉経後に起こる、嬉しいメリットもあります。

男性ホルモン優位で活力的になる

女性ホルモンである「エストロゲン」が減少する代わりに、
男性ホルモンである「テストステロン」が優位になります。
行動力が上がるなどして活力的になり、毎日を楽しく過ごせるようになるでしょう。

子宮筋腫が小さくなる

放っておくとリスクが高い病気ですが、多くの場合は閉経に伴い筋腫が小さくなり、
症状も軽くなっていきます。

精神的に安定する

月経のたびに女性ホルモンのバランスが不安定になり、イライラや不安など、
精神的なストレスを溜めがちです。
閉経後は女性ホルモンも安定し、毎月くる月経に悩まされることもなくなります。

片頭痛が起こりにくくなる

閉経を迎えることでホルモンバランスが安定するため、片頭痛をはじめとする体調不良が軽減するというメリットもあります。


閉経は悪いことばかりではなく、ポジティブな変化も訪れます。どちらの変化も受け入れ、前向きに閉経を捉えられれば、快適に毎日を過ごすことができるでしょう。