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今回の話はあくまで東洋的なケアの話と思って聞いてください(※医療の話ではありませんし、全員がこうなる、ということでもありません)。
あまり信じられないと思いますが、「気分がしずむ」って、体から始まることが多いです。臨床的にそういうケースが超多い気がします。
どういうことかというと、毎日どんよりと気が滅入ってたり、どうも元気に物事に取り組めないときは、決まった場所に機能不全的なものがあります。
どこかというと、首です。
首が超硬くて、左右にねじることができない。後頭骨と、頸椎(首の骨)の接合部分がズレてたり、硬かったりします。
以前、医者から鬱だねと言われて仕事を辞めたひとを施術してまして、ある時この人ぜんぜん首動いてねーなとおもい、頸椎をゆるめました。仰向けに寝かせて、左手で首の後ろを、右手で後頭部をささえ、やや牽引してじっとしてるだけです。
5分くらいでまず目に変化が出ました。ずーっとまぶしいと感じていた室内灯が、そんなに気にならなくなった、と仰いました。緊張して開いていた瞳孔が自然な状態になったのかもしれません。それから眉間の緊張がとれ、青白かった顔色も赤みが出てきました。
そのようなことを毎回やりました。首がゆるんだら背中、それから腰、と下に行って、最終的に仙骨というおしりの骨の可動性を上げるようなことをしました。3ヶ月くらいでだいぶスッキリとしたようです。
その方はずーーっとデスクワークで、首を動かさずに、目だけで周りを見るクセがありました。
もしかしたら、背骨の内側を通っている神経などの通りが悪くなっていたのかもしれません(予想です)。それが施術で通るようになり、脳がもともと持っていた機能を取り戻したのかもしれません。
なにが言いたいかというと、もともと一日中歩くように作られていた体(『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』参照)が、急に動かないことを強いられた結果、神経や血流がダメになってしまい、脳、心に影響を及ぼした、ということではないかという仮説です。
特に首が大事で、これもまた別の、やや気分が不安定なお客さんに、毎晩首のストレッチとホットタオルで温めるというのをやってもらったところ、朝の目覚めがよくなり、以前と同じように仕事ができるようになったそうです。
頭の中が騒々しくなってしまうのも、もしかしたらこういったケア(首のストレッチ、ホットタオル)が有効かもしれません。多少元気が残っていたら、ぜひ試してみてください。すこしは不安感がやわらぐかもしれません。
美容整体アルマでは、こういった、家庭でもできるケアなどをどんどんアドバイスしていきます。すこしでも皆さんが元気で過ごせますように。
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