「腎臓の数値が悪いですね」
健康診断で、
そう指摘された
経験はありませんか?
指摘されたこともなく
気にしていないかもしれませんね。
でも、これは他人事ではありません。
いま日本では、
成人のおよそ8人に1人が、
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腎臓の機能が落ちている
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とされています。
あなたは
塩分をおさえて血圧に
気をつけているかもしれません。
それはもちろん大切なことです。
でも、
いま日本で腎臓病を
増やしている一番の犯人は、
血圧ではありません。
塩分をどれだけ我慢しても、
この犯人を放っておくと、
腎臓は静かに壊れていきます。
腎臓は「沈黙の臓器」
と言われます。
かなりボロボロになるまで、
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痛みも自覚症状も出ないからです。
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「なんだかおかしい…」
と気づいたときには
手遅れかもしれません。
しかも
一度失われた腎臓の働きは、
二度と戻りません。
その先には週に何度も通院し
何時間も機械につながれる
透析生活が待っています。
まだ大きな問題が起こってない間に
対策を打つことは重要です。
では、この犯人は
何だと思いますか?
この腎臓を壊す犯人とは
「甘いもの」。
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あなたは甘いものを
どれくらい口にするでしょうか。
・朝のカフェオレに入れる砂糖
・仕事の合間のおかしや菓子パン
・夜のごほうびのアイス
甘くて美味しい、、、
一度手にとると
なかなかやめられませんよね。
少量は、気分転換にもいいでしょう。
しかし
度を越えると、静かに腎臓を
破壊していくのです。
手遅れになる前に
腎臓を守る方法を
見ていきましょう!
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「昔ながらの腎臓病」と
「現代の腎臓病」の違いとは
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冒頭で、成人の8人に1人が
腎臓の機能を落としている、
とお伝えしました。
慢性腎臓病(CKD)と呼ばれる人は、
日本の成人でおよそ1300万人。
そして、
腎臓が完全に働かなくなり、
透析を受けている患者さんは、
国内で約35万人にのぼります。
ここで注目していただきたいのは、
「なぜ、そこまで腎臓病の人が増えたのか」
という原因の内訳です。
人工透析に至る原因の
第1位は、糖尿病。
第2位が高血圧です。
昔は違いました。
ひと昔前、
腎臓が悪くなる
主な原因は「慢性腎炎」
腎臓そのものの炎症でした。
ところが今は、状況がまるで違います。
腎臓を悪くする原因で
圧倒的に多いのが、
糖尿病や高血圧、
その土台にあるものが
肥満などの「生活習慣病」なのです。
そして
透析に至る原因の第1位が
糖尿病である以上、
「血糖」の問題は
避けて通れません。
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腎臓は、代わりのきかない「働き者」
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犯人の「糖」の話に入る前に、
「そもそも腎臓は
何をしている臓器なのか」
を押さえておきましょう。
ここがわかると、
なぜ糖分が腎臓に悪いのか、
理解しやすくなります。
腎臓の働きを知っていますか?
多くの方は
「腎臓=おしっこを作るところ」
と思っています。
しかし
それは働きの
ほんの一部にすぎません。
腎臓は、体じゅうの血液を
一日じゅう休みなくろ過して
キレイにしています。
水分や塩分を調節しながら、
余分な老廃物(毒素)を
取り除いて捨てる、
いわば体内の"浄水場"です。
そのために、
心臓から送り出される血液の
約4分の1が腎臓を
通り抜けていきます。
1日に作られる「尿のもと」は
約150リットル。
お風呂1杯分にもなります。
それを腎臓の中で何度も
ろ過し直し、
必要なものは体に戻し、
最終的に1.5リットルほどの
尿として毎日排泄します。
腎臓は
気の遠くなるような
精密作業を毎日黙々と
こなしてくれているのです。
しかも腎臓の仕事は、
尿づくりだけではありません。
血液を作るよう
骨髄に指令を出したり、
血圧やカルシウムを
調整するホルモンを
分泌したりと、
わたしたちの体を
裏方で支えてくれています。
腎臓が弱ってくると、
貧血気味になったり、
疲れやすくなったりするのは
このためです。
「最近どうも疲れが抜けない」
「フラフラすることが増えた」
そう感じることはありませんか?
その裏に、
静かに弱った腎臓が
隠れているかもしれません。
そして、
これほど働き者の臓器なのに、
一度壊れてしまった機能は
基本的には戻りません。
糖は
この働き者の腎臓を
どうやって
破壊していくのでしょうか。
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なぜ、「糖」が腎臓を壊すのか?
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腎臓は、体じゅうの血液を
休みなくろ過してキレイする
浄水場だとお伝えしました。
腎臓の「ろ過装置」の正体は、
細い血管がびっしり詰まった、
いわば血管のかたまりです。
ここに、糖分が腎臓を
蝕む仕組みが隠れています。
糖尿病というのは、
高血糖の状態が
長い時間だらだらと続き
血管の内側に
炎症が起こり続ける病気です。
この慢性的な炎症が繰り返されると
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血管は徐々に硬く、もろく
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ボロボロになっていきます。
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それが全身で起きれば
動脈硬化になり、
血圧が上がります。
そして
血管のかたまりである腎臓も、
内側から静かに少しずつ
ダメージを受け続けるのです。
透析が必要なほど
腎臓が悪くなった方の背景は、
この「血糖コントロールの乱れ」が
ほとんどです。
もう一つ、大切な話があります。
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腎臓は、「進化が追いついていない」
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そもそも腎臓は、
私たちの祖先が
水辺を離れて陸に上がったとき、
生き延びるために
磨き上げられた臓器です。
まわりに水がなくても、
塩分をムダに失わないように。
重力に逆らって血圧を保ち、
脳へ血液を送り続けられるように。
出血や脱水で血圧が下がっても、
血圧を保って倒れないように。
つまり腎臓は、
時代を生き抜くために
少しずつ進化してきました。
その期間は、約4億年です。
ところが現代は、真逆。
スーパーやカフェなど
簡単に甘いものが手に入ります。
カロリーはあり余り、
糖分が世の中にあふれています。
腎臓は、
こうした「過剰」なダメージを
受け流せるようには、
まだ進化できていません。
これが、腎臓病が増え続ける
背景にあると言われています。
日本で腎臓病が
爆発的に増えている
最大の原因が
糖尿病である以上、
「血糖」を見直す必要があります。
では、具体的に
何をすればいいのでしょうか。
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「糖分」からカラダを守る方法
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今日から意識できることを、
3つお伝えします。
3つめは大変かもしれませんが
健康のためにはとても効果的です。
一つ目は、食べる順番と組み合わせです。
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野菜やきのこ、海藻など
食物繊維を含むものと一緒に
ご飯を食べると、
血糖の急な立ち上がりを
ゆるやかにできます。
二つ目は、食後にすぐ座り込まないこと。
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食べたあと長い休憩を取らず、
なるべく早く体を動かしましょう。
皿を洗う、片づける、少し歩く。
食後に体を動かすと、
血液の中の糖が
筋肉に取り込まれやすくなります。
そして三つ目が、筋肉をつけること。
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体の中で糖質を処理する
「最大の工場」は、筋肉です。
筋肉が適切に働かないと、
糖分もアミノ酸も脂肪も、
うまく代謝できません。
逆に、
日頃からよく体を動かし、
筋肉を保っている人ほど、
血糖値が高くなりにくいということです。
年齢とともに筋肉は
自然に落ちていきます。
しかし
その筋肉こそが、
血糖という「腎臓へのダメージ源」を
処理してくれるカギなのです。
ジムに通う必要はありません。
日々の生活の中で足腰を使い、
下半身の大きな筋肉を
動かし続けましょう。
太ももやお尻は、
体の中でもっとも大きな筋肉です。
大きな筋肉ほど、
血液中の糖を
たくさん吸収してくれます。
ついでに
階段をスイスイ登れる
健康的な足腰にもなれますよ。
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腎臓を守れるのは
今日の『あなたの行動』
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これまで腎臓を意識して
生活していましたか?
冒頭に挙げた、
朝のカフェオレの砂糖、
昼の菓子パンやおやつ、
夜のアイス。
そのうちのどれか一つを、今日だけ手放してみる。
あるいは
甘い飲み物を
炭酸水やレモン水、無糖のお茶に替えてみる。
意識的に、階段をつかってみる。筋トレする。
それだけでも、腎臓への負担は確実に減るはずです。
今日から、試してみましょう!