コリとる鍼灸整体サロン

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コリとる鍼灸整体サロンのブログ

【脳のゴミ】ゴミ処理場のスイッチが入ってますか?

長年こんな悩みはありませんか?


・検査では「異常なし」なのに気分が晴れない

・理由もなくイライラする

・ずっと頭に霧がかかっているような気がする

・病院に行っても、血液検査をしても「異常なし」
それでも気分の重さは消えない、、、

そんな悩みです。


検査では見つからない不調というのは、
それが「気のせい」だから
見つからないのではありません。

今の一般的な検査項目では、
そもそも測れない場所で
問題が起きていることも多いのです。


長年「なんとなく気分が晴れない…」

こんな状態が続いていると、

「自分の心が弱いから」
「もともとそういう性格だから」

と自分自身を責めたことも
あるかもしれません。

特に更年期以降は、
婦人科で「ホルモンのせいですね」
の一言で片付けられ、

そこから先の説明がないまま
帰されてしまうことも
多いのではないでしょうか。


でも、もしその不調の一部が、
性格の問題でも気合の問題でもなく、

「体の中の、ある処理システムが
稼働しているかどうか」

の差だったとしたら。

しかも、

その処理システムは
今日からでも動かせるものだとしたら。

今日はこの気分のモヤモヤを
処理するシステムについてお話します。


==================

気分の落ち込みの裏側で
何が起きているのか

==================


実はここ数十年の研究で、
気分の落ち込みには、
脳だけでなく

「筋肉」が深く関わっていることが
わかってきています。

しかも、その関わり方は
これまでよく言われてきた

「運動するとセロトニンが増える」

といった話ではありません。


私たちの体の中では、
タンパク質の成分から
日々「キヌレニン」という物質が
作られています。

さらに

体がストレスを受けたり、
炎症が起きたりすると、
キヌレニンはさらに多く
作られるようになります。

このキヌレニンには、
少し厄介な性質があるのです。


=======================

脳に悪さをするキヌレニンとは?

=======================


脳には「血液脳関門」という
バリアがあるのを
知っていますか?

脳を余計な物質から
守っている関所のような
バリアです。

キヌレニンは
そのバリアをすり抜けて
脳の中に入り込んでしまうのです。

さらに

脳に入り込んだキヌレニンは、
脳にダメージを与える物質へと
変化していきます。

その変化した物質が
「神経の炎症や気分の落ち込みと関連する」と

うつ症状を持つ人を対象にした研究で
繰り返し報告されています。


つまり

ストレスがかかると、
脳に「気分を落ち込ませるゴミ」が
運ばれやすい状態になっている
というイメージです。


例えるなら、
生ゴミを部屋の中に
ずっと置きっぱなしにしている
状態です。

放っておけば、
腐っていき、
空気も悪くなっていきます。

脳も同じように
ゴミを放っておけば
神経がダメージを受け

最悪の場合は、
炎症由来のうつを
引き起こす可能性があるのです。

では、このゴミを処理するには
どうすればいいのでしょうか。


======================

筋肉がゴミ処理場として働いている

======================


ここで登場するのが筋肉です。

筋肉の中には、
運動によってスイッチが入る
タンパク質があります。

PGC-1α1です。

このスイッチが入ると、
筋肉の中で特定の酵素の量が増えます。

この酵素の役目は、
脳に届く前のキヌレニンを
「キヌレニン酸」という
別の物質に変換してしまうことです。

先ほど説明した
「キヌレニン」では
ありません。

「キヌレニン酸」です。


このキヌレニン酸には、
キヌレニンとは
決定的に違う性質があります。

キヌレニン酸は
脳の血液脳関門を
越えることができないのです。

つまり

キヌレニンは脳に侵入できる
「不法侵入者」、

キヌレニン酸は
脳の入口の前で足止めされる
「無害な通行人」です。


言ってしまえば、

筋肉は生ゴミを
脳という部屋に運び込む前に、

入口で分別・処理してしまう
「ゴミ処理場」のような役割を
果たしているのです。

処理場がしっかり
稼働していれば、

ゴミは分別され
無害な形に変えられてから、
部屋の外に出ていきます。

脳という部屋の中には届きません。

ところが処理場が止まっていれば、
分別されないままのゴミが、
脳の奥まで運び込まれ続けることになります。


さらに厄介なことがあります。


この処理場は
「一度作ったら勝手に動き続ける」
設備ではありません。

筋肉を動かしていない期間が長くなれば、
処理場の稼働率も下がっていきます。

要するに、

運動不足の人の脳には
このゴミの届く量が多い
ということです。


実際に、この筋肉の仕組みを
人の手で強化したマウスは、

強いストレスを与え続けても、
うつ状態のような行動を
示しにくくなることが
報告されています。

これは、
筋肉というゴミ処理場を動かすことが、
心の状態を左右しうると示す、
重要な手がかりだと思いませんか?

そこで
このゴミ処理場を稼働させる方法を
お伝えします。


===================

ゴミ処理場を稼働させる方法

===================


答えは単純で、
筋肉を動かすことです。

特にこの仕組みは、
持久系の運動で活発になることが
わかっています。


たとえば

ウォーキングやランニングのように
継続的に筋肉を使い続ける運動です。

近所を10分早歩きするだけでも、
太ももやふくらはぎの筋肉は
しっかり動いています。

動いている間、
その筋肉の中では、
キヌレニンをキヌレニン酸に
変換する酵素が働き始めています。

ジムに通ってオモリを持つような
ハードなトレーニングは必要ありません。


なんとなく気分転換に散歩を
したことはありませんか?

この行動は、
この処理場を稼働させる
理にかなった行動だったのです。


ここで大事なポイントがあります。


一度きりの運動で
処理場が動きっぱなしになる
わけではありません。

処理場は、
筋肉を動かしている間だけ
稼働する仕組みに近いです。


そのため

「先週たくさん歩いたから、今週は大丈夫」

というものではないことを
覚えておいてください。

理想を言えば、

週に数回、少しずつでも
筋肉を動かす時間を作り、

ゴミ処理場を定期的に
稼働させ続けることが、
この仕組みを活かす
ポイントになります。


=======

まとめ

=======


今日の話をまとめると、


筋肉を動かす

「キヌレニン」が
「キヌレニン酸」に変化

脳の気分を左右させる
ゴミをストップ

だから運動を習慣にしよう


そんなお話でした。


今日お伝えした仕組みは、
マウスを使った実験で
明らかにされたものです。

人間の体でも、
運動によって

キヌレニンから
キヌレニン酸への変換が
進むことは、

持久系の運動をした人を
対象にした研究で
確認されています。

ただし、

「その変換が進んだ人ほど、
実際にうつ症状が改善した」

というところまで、
はっきり示した研究結果は、
まだ十分に揃っていないのが現状です。


ですから、

「運動さえすれば気分の落ち込みが治る」

と言い切ることはできません。

ただ、何年も

「なぜか気分が晴れない」
「気分がモヤモヤする」
「頭が重い」

そんな原因不明の状態が
続いているなら

運動で筋肉を動かすことを
取り入れてみてもいいのでは
ないでしょうか。

運動にはこれ以外にも
さまざまな健康効果があると
研究データで明らかに
なっているのですから。

ぜひ運動を習慣化して
筋肉というゴミ処理場の
スイッチを入れてみてください。

コリとる鍼灸整体サロンのスタッフ みむらさとし

院長

みむらさとし ミムラサトシ

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