春は、気温がだんだん暖かくなり自然界では雪どけ、草木が芽吹き、鳥や昆虫も活動し始める時期。自然の変化を肌で感じながら、空気を体内に取り込むことができるのですがすがしい気持ちになれます。五行説でいうと春には肝が亢進しやすくなるといわれています。肝は血の貯蔵庫であるとともに、気を全身にめぐらす働きも担い自律神経の機能です。その肝が亢進すると、のぼせやすくなり、顔では眼やその周り、鼻の粘膜で充血しやすくなり、そこにスギ花粉などが飛んでくると花粉症になり、眼や鼻の周囲で炎症を起こすようになります。
少し早く起き、外に出て歩き、芽生えた万物と同じようにいきいきと活動するのがよいです。これが春の季節に調和した養生法です。
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