こんにちは!こころ鍼灸接骨院の村井です
残暑が厳しくても、秋の日は確実に短くなっていきます。
「秋の夜長」を迎えると増えるのが不眠症です。
夏の夜に暑くて寝苦しいのは不眠症とはいいませんが、安眠できるはずの秋の夜長に眠れないから不眠症なのです。
しかし、生活習慣をちょっと変えるだけで、夜はぐっすり眠れるようになるといいます。
なぜ秋に不眠症が増えるのか?
不眠症は、夜なかなか寝つけない(入眠障害)だけでなく、夜中に何回も目覚める(途中覚醒)、
夜が明けないうちに目が覚める(早朝覚醒)という人もいます。
いずれにせよ、不眠症の人にとって秋の夜はいっそう長く感じられます
秋に不眠症が増えるのは、じつは日照時間が短くなるからなんです。
日照時間が短くなると光の刺激が減り、脳内の神経伝達物質の一つ、セロトニンの量が減少します。
セロトニンは感情を安定させる働きがありますが、それが不足すると『うつ病』を発症することが知られています。
うつ病の初期症状は、食欲低下、気分が沈む、そして不眠です。
食欲の秋なのに食欲がない、いつになく物悲しい気分になる、不眠が続くといった症状は
うつ病の入り口に立っている可能性が高いのです