デスクワークや長時間の同じ姿勢で、腰に痛みを感じることはありませんか?その腰痛、実はお腹の奥にある”腸腰筋”が原因かもしれません。姿勢や動作に大きく関わるこの筋肉が硬くなると、腰椎や骨盤に負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。
1.腸腰筋とは?
腸腰筋は、骨盤から腰椎にかけて伸びる筋肉で、以下の2つの筋肉から構成されています。
姿勢の維持や歩行、股関節の動きに欠かせない重要な筋肉です。
・腸骨筋:骨盤の内側に付着し、大腿骨に繋がる筋肉。
・大腰筋:腰椎から股関節に繋がる筋肉で、上半身と下半身をつなぐ役割を持つ。
2.腸腰筋と腰痛の関係
・腸腰筋の緊張が腰椎を引っ張る
腸腰筋が硬くなると腰椎を前に引っ張る力が強まり、腰の筋肉に負担がかかります。この結果、慢性的な腰痛が生じることがあります。
・骨盤の歪みにつながる
腸腰筋の硬さが原因で骨盤が前傾すると、腰回りの筋肉がアンバランスになり、痛みを引き起こします。
・内臓の影響も受けやすい
腸腰筋は内臓の後ろ側に位置するため、胃腸の不調やストレスが腸腰筋を硬くすることがあります。この連鎖が腰痛の原因になることも。
3.腸腰筋が硬くなる原因
・長時間の座り姿勢(デスクワークや運転)
・運動不足:股関節をあまり動かさない生活習慣
・ストレス:自律神経の影響で筋肉が緊張しやすくなる
・過度な運動:過剰なトレーニングで腸腰筋が疲労する
4.腸腰筋ストレッチ
腸腰筋のストレッチを行うと腰椎の予防になります!
伸びている状態で15秒~20秒ほどキープできるとより効果的です。
長引く腰痛に悩んでいる場合は、ぜひ当院へ一度お越しください!
腸腰筋へのアプローチや骨盤調整で快適な身体づくりをお手伝いいたします!