暑さによって夜の睡眠、疎外されていませんか?
夏場の快適な睡眠環境を保つためにエアコンや扇風機は不可欠ですが、以下の理由によって
「冷やしすぎ」や「風の当たりすぎ」は逆効果になることがあります。
・体温が下がりすぎると、深部体温(眠気を起こす要因)とのバランスが崩れる
・風が直接当たり続けると筋肉が緊張し、交感神経が刺激される
・内臓や末端が冷えることで血流・代謝が低下する
ここでは、自宅でできるセルフケアと姿勢・呼吸を整える大切さをお伝えしたいと思います。
◎セルフケア⇒ 体温リズムの活用と筋肉の弛緩
1. ウォーキングや軽いストレッチなどの軽い運動
「適度に汗をかく」ことがポイント
深部体温を一時的に上げておくことで、夜にスムーズに体温が下がり、入眠のしやすさに繋がる
※運動は寝る2時間以上前に終えるとベスト
2. 入浴のタイミング・適正温度
ぬるめのお湯(38~40℃)に20分程度ゆっくり浸かる。
※42℃以上は交感神経が働いてしまうエビデンスあるそうです、、、。
入浴後、約90分で深部体温が下がり始める → ここが眠気ピークポイント!
3. 寝る前の筋弛緩ストレッチ
おすすめ部位:ふくらはぎ・太もも・背中
ストレッチ中は深い腹式呼吸を意識 → 副交感神経が優位になり、リラックス状態へ
◎姿勢と呼吸、緊張の調整
1. 骨盤・背骨のゆがみ調整
猫背や反り腰=呼吸を浅くし、自律神経を乱す
頚椎や胸椎の動きをスムーズにすることにより自然な呼吸がしやすく、入眠がスムーズに
2. 頭蓋・顎関節の緊張緩和
顎の食いしばりや首肩のこわばり=交感神経を刺激 → 睡眠妨害の原因。
頭蓋骨や顎の調整で、副交感神経を優位に切り替えやすくなる。
3. 呼吸を深くする整体アプローチ
肋骨・横隔膜・お腹まわりの筋膜や筋肉をゆるめることにより
自然な深呼吸がしやすくなり、全身のリラックスが促される。
身体を冷やしすぎて内臓や筋肉が機能低下 し、循環低下・身体のコリに繋がることも多いので
気をつけていただけたらと思います。
呼吸・自律神経を整えて睡眠の質を良くしていきましょう!