呼吸って、普段あまり意識しないですよね、、。
整体やトレーニングをみる現場にいると、呼吸が浅くなっている人がいかに多いかに気づかされます。
不調を抱えている人の多くが、「呼吸が浅い」という共通点を持っているんです
肩こりや腰痛、疲れが取れない、なんとなく気分が落ちる……
これらは全部「呼吸の質」によって左右されると言っても過言ではありません。
呼吸の浅さによるデメリットは
・本来使わなくていい首や肩の筋肉(呼吸補助筋)に頼りがちになり、周囲の筋に張りが現れる
・胸郭や横隔膜の動きが悪くなり、猫背や反り腰など、全体の姿勢バランスも崩れてくる
・自律神経と密接に関係している為、浅く速い呼吸により、永遠に交感神経(緊張モード)が優位に
これが「疲れが抜けない」「寝つきが悪い」といった不調の原因になります。
呼吸は無意識に「生きていれば勝手にしている」ものですが、“質”は意識しないと下がります。
正しい呼吸の3つのポイント
1. 吐くことを意識する
多くの人が「吸えてない」理由は、実は「ちゃんと吐けていない」から。
吐き切らないと、新しい空気は入ってきません。
2. お腹だけじゃなく、肋骨・背中も動かす
いわゆる“腹式呼吸”だけでは不十分。
わき腹、背中まで広がるような360度の呼吸が理想的です。
3. 吸うより“吐く”に集中する
息を「ふ~~っ」と長く吐いてみると、自然に吸いたくなる。
このリズムが呼吸を整える第一歩になります。
呼吸を整えるだけで、眠りが深くなる・肩こりが軽くなる・気持ちが安定する・疲れが残りにくくなる・トレーニングや整体の効果が上がる など良いことばかりです。
運動でも施術でもサポートできない、呼吸という24時間の回復システムを毎日続けると、自然な呼吸に戻るだけでなく、体の力みも減ってきます。
何よりもポジティブになれると私は思います!!!
整体や運動の効果をより高めたいなら、まず「呼吸」を見直してみてください。
“吸う・吐く”のリズムを整えることで、体も心も、もっとスムーズに整っていきます。
まずは、スマホを手放し、ちょっと立ち止まって
深く、ゆっくり息を吐くところから始めてみましょう。