こんにちは。
Gravity Zero整体院です。
7月に入り、今年は早めの夏本番の暑さが到来しております。
皆様、体調はいかがでしょうか?
本日は、夏の風物詩ともいえる「土用の丑の日」について、
その由来や習わし、現代における意味などをご紹介いたします。
1,土用の丑の日とは?
「土用の丑の日(どようのうしのひ)」とは、
二十四節気のひとつである「立秋」の直前約18日間(=土用)のうち、十二支で“丑”にあたる日を指します。
中でも、夏の土用の丑の日が最も広く知られており、
日本ではこの日にうなぎを食べる習慣が根づいています。
2,うなぎを食べる風習の由来
この風習が広まった背景には、江戸時代の蘭学者・平賀源内の逸話があるとされています。
夏場にうなぎの売れ行きが落ちることを嘆いた鰻屋に対し、
源内が「“本日、丑の日”と書いた貼り紙を掲げるように」と助言したところ、売上が大いに伸びたと伝えられています。
また、当時からうなぎは栄養価が非常に高く、夏バテ防止に効果的な食材とされていたため、この風習は合理的でもあったと言えるでしょう。
3,「う」のつく食べ物もおすすめ
うなぎが苦手な方には、「丑の日」からの連想で、“う”のつく食べ物を摂ることも推奨されています。たとえば、
梅干し
うどん
うり(瓜)類
牛肉 など
いずれも、食欲が落ちやすい夏に適した食材です。無理なく取り入れて、元気な毎日をお過ごしください。
「土用の丑の日」は、日本人の知恵が息づく季節の風習であり、現代においても体調管理の一助として有意義な文化です。
今年の丑の日には、古き良き伝統を感じながら、滋養に富んだ食材でご自身やご家族の健康を労ってみてはいかがでしょうか。
皆様がこの夏を健やかに乗り越えられますよう、心よりお祈り申し上げます。