こんにちは。
Gravity Zero整体院です。
7月も終わり、本日から8月が始まりました。
今回は、8月にまつわるちょっとした雑学をいくつかご紹介いたします。季節をより深く味わうきっかけになれば幸いです。
1,「葉月(はづき)」という美しい呼び名
日本の旧暦において、8月は「葉月(はづき)」と呼ばれていました。
この呼び名の由来には諸説ありますが、有力な説のひとつに、「木の葉が落ち始める月」という意味があります。
「葉が落ちる」と聞くと秋の印象がありますが、旧暦の8月は現在の9月に相当し、季節の移ろいが感じられる時期だったのです。
2,お盆の風習に込められた思い
8月といえば、「お盆」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
お盆の時期には、ご先祖様の霊がこの世に戻ってくるとされ、家族が集い、供養を行う大切な期間です。
その際、きゅうりやナスに割り箸を刺して作る「精霊馬(しょうりょううま)」という飾り物を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これらにはそれぞれに
きゅうりの馬:ご先祖様が早く帰ってこられるように
ナスの牛:ゆっくりとあの世へ戻れるように
という願いが込められており、素朴ながらも心のこもった風習です。
3,スイカの旬はまさに今
夏の代表的な果物(野菜?)であるスイカは、まさに8月が旬のピークを迎える時期。
水分補給にも優れており、体を冷やしてくれる効果があるため、熱中症対策にもおすすめの果物です。
また、スイカには「カリウム」や「シトルリン」など、夏バテ防止に役立つ成分も含まれており、昔から夏に親しまれてきた理由もうなずけます。
4,「August」の語源はローマ皇帝の名から
8月を意味する英語「August」は、ローマ帝国の初代皇帝「アウグストゥス(Augustus)」に由来していると言われています。
彼の功績を称えて、7月(Julius Caesarから命名)に続き、8月も偉人の名前が冠された月となりました。
一説によれば、彼の月が7月と同じ31日になるように、他の月から日数を調整したという逸話も残っています(※諸説あり)。
8月は1年の中でも特に暑さが厳しい月です。
皆様、熱中症や夏風邪には十分気を付けてお過ごしください。