こんにちは、KAORIです。
誰もが日常の中で一度は、「えっ、そういう意味じゃなかったの?」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。
会話やメッセージの中で生まれるちょっとした勘違いは、決して珍しいものではなく、むしろ身近によくある出来事です。
たとえば、「9時10分前に集合」という言い回し。
これは「9時の10分前」で「8時50分」と受け取る人もいれば、「9時10分」の“前”=「9時5~8分ごろ」と解釈する人もいます。
このように、一見単純な表現でも、受け取り方が人によって異なることがあります。
では、こうした勘違いはなぜ起こるのでしょうか?
主な原因をいくつか挙げてみます。
■ 勘違いが起きる主な原因
● 文脈の省略や曖昧な言い回し
言葉を短く簡潔に伝えようとするあまり、主語や基準が抜けてしまうことがあります。
「○○の10分前」といった表現も、何を基準にしているのかが曖昧だと、解釈にズレが生まれやすくなります。
● 思い込みによる先入観
過去の経験や慣れから「きっとこういう意味だろう」と無意識に決めつけてしまい、本来の意図と違っていても気づかないまま受け取ってしまうことがあります。
● 情報の受け取り方の個人差
人それぞれ、言語感覚や認知のスタイルは異なります。
数字に敏感な人もいれば、感覚的にとらえる人もいます。
その違いが、誤解やすれ違いの原因になることもあるのです。
私自身も、よく勘違いをしたり、されたりしています。
あるスタッフと話していたとき、「バカにしてるんですか?」と言われたことが何度かありました。もちろん、そんなつもりは一切なかったのですが…。
ブログに名前は出さないでと言われているので誰とは言えませんが、価値観の違いを強く感じた出来事でした。
これは私に「生きているだけで偉い」という基準があることに対し、相手には高いプライドがあることで発生したのではないかと思います。
勘違いは、誰かのミスというよりも、コミュニケーションの中で自然に生まれてしまうもの。
大切なのは、「自分が正しい」と決めつけず、お互いに確認し合うことだと思います。
そんな一言のやり取りが、日常のすれ違いを減らすきっかけになるかもしれません。