「何も考えたくない…」そんなとき、掃除や散歩をしていたら気持ちがスッと軽くなった経験はありませんか?
実はそれ、単純作業によって脳が休まっている状態なんです。
現代人の脳は、情報過多・マルチタスクにより、知らず知らずのうちに疲労がたまっています。
この「思考疲れ」は、睡眠の質の低下や自律神経の乱れ、身体の不調にもつながります。
そんなときにおすすめなのが、「あまり考えなくてもできる作業」。
掃除、皿洗い、散歩、ストレッチなどの繰り返しの動きは、脳にとって余計な判断が不要なため、“無心”になれるのです。
この状態では、脳の緊張がゆるみ、自律神経が整い、リラックスホルモンが分泌されます。
いわば、**“動く瞑想”**のような効果があります。
整体でも、施術中に「頭が空っぽになって気持ちよかった」と感じる方が多いのは、身体の緊張がゆるんで脳も休まった証拠。
体と心はつながっているため、身体から脳をゆるめることができるのです。
もし最近、「疲れているのに眠れない」「気分がモヤモヤする」などの症状があるなら、まずは考えるより、動く時間を意識してみてください。
特に
歩く(散歩・ウォーキング)
掃除・皿洗い・洗濯などの家事
編み物・塗り絵・書道などの繰り返し作業
ストレッチやラジオ体操
手書きの日記を書く
共通点は、「体を動かしていて、頭が空っぽになること」
それでもスッキリしないときは、整体で体から整えるのもおすすめです。