こんにちは。
GravityZero整体院です。
毎月恒例(?)の雑学記事です。
今回は10月の雑学について紹介していきます。
1. 「神無月」とは神様がいない月?
10月は、和風月名で「神無月(かんなづき)」と呼ばれています。
これは、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まるため、その他の地域には神様が不在になるという古い言い伝えに由来しています。
一方、神々が集まる出雲地方ではこの月を「神在月(かみありづき)」と呼び、まさに神話の国ならではの風習が今も息づいています。
2. Octoberの語源は「8番目の月」
10月を意味する英語「October」は、「8」を意味するラテン語“octo”が語源です。
実は、古代ローマ暦では3月が一年の始まりとされており、10月は本来「8番目の月」だったのです。
この名残は、9月(September = 7)、11月(November = 9)、12月(December = 10)といった他の月の名称にも見られます。
3. 「食欲の秋」は理にかなっている?
秋になると食欲が増す、という方も多いのではないでしょうか。
実際、気温が下がることで身体は体温を保とうとエネルギー消費を高め、その分栄養を取りたくなる傾向があります。
つまり、「食欲の秋」は季節に応じた自然な身体の反応ともいえるのです。
4. 10月1日は「日本酒の日」
あまり知られていませんが、10月1日は「日本酒の日」と定められています。
その理由は、新米が収穫されるこの時期に酒造りが始まること、そして「酉(とり)」の字が酒壺を意味することに由来します。
5. ハロウィンの仮装は悪霊対策だった?
10月31日はハロウィン。日本でもすっかり定着したイベントですが、その起源は古代ケルト民族の「サウィン祭」とされています。
この日は、あの世とこの世の境目が曖昧になり、悪霊が現れると信じられていました。
人々はその悪霊から身を守るため、仮装をして自分の身を隠したり、脅かして追い払おうとしたのです。
10月は、自然・文化・行事のすべてにおいて豊かな彩りに満ちた季節です。
今回ご紹介した雑学をきっかけに、日々の生活に少しだけ季節の“知的な楽しみ”を加えていただければ幸いです。