こんにちは、GravityZero整体院です。
今日はお客様からもよく質問される
「ふくらはぎってなんで第二の心臓と言われるの?」
という、身体の雑学を整体目線でお話しします。
実は私たちの身体は、重力に逆らって血液を心臓へ戻さなければなりません。
特に足先から心臓までは距離が長く、血液が上に戻るには相当エネルギーが必要です。
ここで大活躍するのが“ふくらはぎの筋肉”。
歩いたり、つま先立ちをしたり、階段を上がるたびにふくらはぎがギュッと収縮して、下半身の血液を押し上げるポンプの役割を果たします。
この働きが心臓の補助をしていることから「第二の心臓」と呼ばれるようになりました。
さらに、ふくらはぎの静脈には“逆流防止弁”がついており、筋肉が収縮するタイミングで血液を押し上げ、弁がパチンと閉じて下へ戻らないようにします。
筋肉と弁がコンビで働くことで、血液が効率よく心臓へ返っていく仕組みになっています。
ところが、この筋肉が冷えて硬くなったり、デスクワークで動かなくなったりすると、このポンプ機能が弱り、むくみ・冷え・だるさが生まれやすくなります。
特に冬や気温差が大きい季節は、血管がキュッと縮みやすく、ふくらはぎの疲労サインを感じる人が増えます。
「最近ふくらはぎが重い」「なんとなく違和感がある」と感じる方は、ふくらはぎだけでなく、足首の硬さや骨盤のバランスが原因になっているケースも多く、実際の施術でも調整するとスッと軽くなることがよくあります。
日常のケアとしては、入浴後に足首をゆっくり回す、つま先立ちを10回ほど繰り返すだけでも血流が変わります。小さな習慣でも、ふくらはぎのポンプ機能はしっかり目覚めてくれますよ。
身体は正直で、巡りが良くなるだけで全身の軽さも変わります。ふくらはぎの違和感やむくみが続く方は、ぜひ一度ご相談くださいね。