2018年12月1日 更新
受け身でやるヨガ!?タイ古式マッサージの効果と魅力
一度施術を受けるとやみつき!人気の『タイ古式マッサージ』についてご説明いたします。施術を受けたことがない方だと、名前は知っていてもどんな特徴をもち、どのような効果があるのか知らないかもしっれません。タイ古式の特徴、その効果、施術の流れ、注意点、全てあますところなく解説します。
タイ古式マッサージで期待できる効果
タイ古式マッサージでは、全身をほぐすことによるリラックス、ヒーリング効果が期待されています。また、タイでは高血圧、冷え性、便秘、アレルギー、頭痛、糖尿病、生理不順、風邪の予防、低血圧、食欲不振、ぜんそく、貧血、老化防止、ストレス解消など60種類以上の効果が期待できると公式に認められているようです。
タイ古式マッサージはストレッチ?ヨガ?
タイ古式マッサージとは、指圧、整体、矯正、ストレッチなどを複合的に駆使して“セン”と呼ばれるエネルギーラインを活用することで、心身の状態を整える施術です。特に「受け身のヨガ」「怠け者のヨガ」「二人で行うヨガ」ともいわれるさまざまな形のストレッチは、他のマッサージにはない特徴的な手法といえます。セラピストさんが親指や手のひら、肘や膝、そして足を使って関節に働きかけ、筋肉や腱を伸ばしていきます。
実際に施術を受ける流れ
施術時間の決定
まずはサロンを探して必要があれば予約しましょう。施術の時間ですが、タイ古式マッサージの施術時間は比較的長めで、60~120分のプランが中心となります。本場のタイでは120分コースでじっくりと行うのが一般的なようです。初めての方でも本場のタイのように体験してみたい時は、せっかくなのでゆったりめのプランを検討してみてください。。
着替え
施術時には通常、マッサージ用の服に着替えます。パジャマのようにゆったりとした服にフィッシャーマンズパンツが定番のようです。ブラジャーやアクセサリーは外した方が良いかとは思いますがセラピストさんの指示に従いましょう。
カウンセリング
そして、施術を開始する前には通常セラピストさんからのカウンセリングがあるので、過去の施術歴や病歴、血圧、妊娠の可能性などを伝えます。もし当日気になることがあれば自己申告するようにしましょう。
施術の手順・内容
サロンごとに施術のスタイルは多少異なりますが、一般的なタイ古式マッサージは、足裏、脚のマッサージから始まります。脚には、体の中で重要なセンが集まっているので、タイ古式マッサージでは重視され、片足30分ずつで下半身60分、上半身で60分というような時間配分になるサロンが多いようです。上半身の施術は背中、首、肩のマッサージから始まり、腕、ハンドマッサージを行い、フェイシャル、ヘッドマッサージと続きます。そして最後に仕上げのもみほぐしとストレッチを行います。もちろん施術の内容や順番はサロンごとに異なりますのでご注意ください。
注意点
多くのセラピストさんは施術前にカウンセリングを行ってくれますが、皮膚が弱い方やアレルギーをお持ちの方、椎間板ヘルニアや骨粗しょう症、または心臓血管疾患などに心当たりのある方は注意が必要です。施術を受ける前に医師に相談することをおすすめします。また、妊娠中の方もマッサージを受ける前に医師に確認しましょう。
インド発といわれるタイ古式マッサージの歴史
タイ古式マッサージのテクニックの進化を辿ると、なんとそのルーツはタイではなく、インドである可能性が高いといわれ、インド北部のビンビサーラ王に仕えていたシバカ・クマールバッカ(通称シバゴ)というインド人が創始者であると考えられています。よって、タイ古式マッサージにはヨガの哲学である「プラナ」や「チャクラ」という考えが反映されています。
まとめ
今回はタイ古式マッサージの効果と魅力についてお伝えしました。体のこりや疲れを癒すだけではなく、精神的なリラックス効果も期待できるタイ古式マッサージ。仕事や家事を頑張った自分へのご褒美にいかがでしょうか。