あなたの肌は乾燥肌? オイリー肌? 混合肌? 今回は寒い季節に最も悩む人が多いといわれる、乾燥肌について紹介していきます。
乾燥肌は、化粧水を使ってもヒリヒリしたり、化粧くずれで気分が下がったりと悩みが尽きません。
そんな乾燥肌の原因や改善方法、さらにはメイクに関しての注意点についても紹介していきます。
1.肌の乾燥ってどんな状態なの?
乾燥肌とは、皮脂の分泌量などの減少により角質の水分が少なくなっている状態を指します。皮膚は表面の潤いがなく、柔軟性がなくなりもろくなっています。乾燥肌の原因は人それぞれ。主に年齢や体質、気候、生活環境やライフスタイルなどによって引き起こされるといわれています。
2.乾燥肌はライフスタイルが関係している?
顏乾燥肌の原因のひとつにライフスタイルが関係しているといわれています。あなたは、何個当てはまるでしょうか?
- 汚れを落とすためにゴシゴシ強く洗顔している。
- 洗顔料やボディソープなどを選ぶ時は洗浄力を重視している。
- 洗顔後や入浴後に何も付けずに過ごす。
- 仕事の都合、好き嫌い、ダイエットなどで食事のバランスが偏っている。
- 洗顔や入浴は41~42℃以上の熱いお湯で行うのが好き。
- 冷暖房を使用している環境にいることが多い。
- よくお酒をのむ。
- 睡眠不足である。
いかかでしょうか? 該当する数が多いほど乾燥肌へのリスクが高いといえます。毎日忙しく過ごしていると、どうしても睡眠時間を削ったり食事が偏ったりしてしまいがちに。睡眠は肌のターンオーバー(生まれ変わり)と直結する要素なので、量だけでなく質の良い睡眠を心がけたいもの。年齢や気候は変えられませんが、食事や睡眠時間なら見直すことができるかもしれません。ひとつずつ解決して乾燥肌を改善させていきましょう。
3.乾燥肌と食べ物の関係
肌を正常に保つためには、バランスの良い食事が不可欠です。たとえば私達の細胞の「細胞膜」を構成する主な材料、必須脂肪酸は「脂質」に含まれています。必須脂肪酸が不足すると細胞の生まれ変わりがうまく行われず、肌荒れなどの原因に。たんぱく質、脂質、亜鉛、各種ビタミンなどがバランス良く取れる食事を心がけることで肌の調子を整えます。食習慣を見直して健やかな肌を目指しましょう。
4.乾燥肌に刺激は禁物
ゴシゴシこすって洗う、温度の高いお湯を使う、洗浄力が強すぎる石鹸やボディソープを使っている……。これらの強い刺激は肌の角質層をはがして水分保持力を低下させてしまう要因に。対策としては、洗浄力がマイルドな石鹸やボディソープをたっぷりと泡立てて、こすらないように優しく洗う。洗顔や入浴は熱すぎない38~39℃のお湯で。また、洗顔後や入浴後は肌が無防備な状態なので時間を置かずに保湿をして乾燥を防ぎましょう。
5.空気の乾燥も要チェック
一日中、冷暖房で乾燥した空気の中での生活……。職場などでは避けられませんよね。乾燥肌は乾いた空気にさらされると、更にパサついてしまいますので保湿ケアで予防してください。また、就寝時も冷暖房を付けたままという方は要注意。直接風が当たらないように工夫する、タイマーをセットする、加湿器を付けて寝るなど乾燥対策をしましょう。
6.乾燥肌とメイク
乾燥肌の人の悩みの中で大きいのがメイクの仕上がりです。ノーメイクで過ごしたくても職場でメイクをしないわけにはいかない、という場合もあります。けれど肌が乾燥していると、ファンデーションがきれいに付かなかったり、メイクが崩れやすかったり……。せっかくメイクをするならきれいに仕上げたいですよね。
これまで乾燥肌の人はパウダーファンデーションを使わない方が良いという意見もありましたが、保湿成分が入ったものを選べば、パウダータイプでも問題ないでしょう。
どんなタイプのファンデーションを使う場合でも、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
肌にトラブルがある時はつい厚塗りをしてしまいがちですが、肌に負担がかかりますので薄付きのメイクを心がけましょう。
また、忘れがちなのがスポンジ。汚れたスポンジも肌に悪影響を与えますので、こまめに洗って清潔に保ちましょう。
忙しくてこまめに洗えないという方は、使い捨てのスポンジもありますのでライフスタイルにあった方法で上手にメイクしてくださいね。
7.まとめ
いかがでしたか?今回は乾燥肌にまつわる情報をご紹介しました。季節や体調、また心の状態や年齢によっても変化する私達の肌。毎日のケアで、少しでも悩みを減らしていきましょう。
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