人間の食生活は〇〇に支配されている!?(2018年12月06日 10時57分) トータルボディケア ResTore

こんにちは、ResToreです。

ここ何年か腸内細菌に注目が集まっています。
腸を顕微鏡で見ると、腸内細菌の様子が、まるでお花が咲いているように
見える事から「腸内フローラ」と呼ばれ、また、腸内の環境を整える活動
「腸活」という言葉も浸透してきました。

そんな腸内細菌。
約1万種以上が人間の消化器官に生息し、人間から食物エネルギーを貰う代わりに
消化を助けてくれたり、有害な細菌やウイルスから身体を守ってくれる、
まさしく人間と細菌はWin-Winの関係なのですが…

ここ最近の研究で、人間が食べたいと思ったもの、口にしたいものすらも
その細菌が関係しているのでは?というのです。

カルフォルニア大学のカルロ・C・マーレイ教授らのグループの研究よると…
腸内細菌達は腸内の中で熾烈な生存競争を繰り広げていて、他の種のバクテリアに
勝つために、より自分達が成長できるように栄養素を摂るように人間に働きかけたり、
ライバル種の成長を抑制させたりと腸内の中でまるで綱引きをしているとのことです。

それにより、味覚受容体を変化させ食品を美味しく感じさせたり、
また空腹を感じさせるのも抑制させているのも腸内細菌たちの生存競争によって
引き起こされているのだそうです。

「ハンバーガーを食べたい!」も「焼肉を食べたい」も実は自分の感情ではなく、
腸内細菌達の仕業かも?

ちなみに、生海苔を消化分解できるのは特別な細菌を持っている日本人だけ。
食べ物の好き嫌いの理由も、もしかしたら腸内細菌達の仕業かもしれませんね^ ^