こんにちは、ResToreです。
ダイエットなどでよく取り入れられているものに「糖質制限」や
「糖質オフ」といったものがあります。
カロリー制限と共に主流になってきました。
お菓子やジュースやお酒などの食品や飲み物などにもそれらの
文字が並んでおり、ダイエットや健康維持には欠かせない要素
となってきています。
内蔵脂肪の減少や糖尿病予防などにも効果があるとされる糖質
制限。
ただ、長期間にわたって行ったり、極端な糖質制限は逆に「体に
悪影響がある」ともされています。
先日、東北大学院農学研究科研究グループがある実験の結果を
発表しました。
それは、マウスを使用して1年間行われたそうですが、その結果、
糖質制限をしたマウスの方がしていないマウスより寿命が8~9
週間短くなったそうです。
体重も糖質制限をしていないのマウスと比べても半分と少なく、
腸内細菌も糖質制限をしたマウスの方が悪玉菌が増え、善玉菌
が減少していたそうです。
実際、人間でも短期間の糖質制限でも腸内細菌のバランスが
崩れる事が確認されています。
そして、長期間だったり極端な糖質制限を行う事で便秘になり
やすいとも言われています。
これは、糖質制限で主食の量が減る事で食物繊維の量も必然的
に減ってしまうからなのだそうです。
また、主食を肉などの動物性タンパク質に置き換える事で、より
腸内への負担が増え、悪玉菌が増える環境になりやすいのだそう
です。
「糖質」はエネルギー源となる重要な栄養素でもあります。
不足すると、集中力が切れたり体の力が抜けてしまう場合もあり
ます。
糖質を摂り過ぎると確かに太りやすくなり、糖尿病などのリスク
にはなりますが、極端な糖質制限は禁物。
短期的にダイエットなどをするのではなく、長期的に考える方が
健康維持の為にもベストと言えます。
炭水化物や動物性タンパク質が多くも少なくもない、バランスの
取れた食事が一番!
これを心がけていきたいですね。
おすすめコース