◆食材選びで湿気取り◆
梅雨~夏にかけては、「水」の循環を良くして、
水はけのよい体を作ることが大切です!
オススメの食材は、<豆・瓜・海藻>です。
東洋医学では、はと麦や黒豆などの豆類、
きゅうりやゴーヤなどの瓜類、
わかめや昆布などの海藻類は、
体内の水循環をサポートしてくれると言われています。
豆類は食べるだけではなく、
お茶だとより手軽に取り入れられますね。
一般的な麦茶よりも「はと麦茶」の方が
効果は高いので(お値段は少し上がりますが)、
良かったら試してみてください。
ゴーヤは苦みが苦手な人も多いかもしれませんが、
中のワタをしっかり取り除けば苦みが和らぎます。
ミネラル豊富な海藻類は、乾燥タイプを水で戻せば簡単。
これからの時期は、夏野菜を塩昆布で和えて、
少量のごま油やオリーブオイルをかければ
手軽に一品出来上がりです。
◆気持ちを落ち込ませない方法◆
ジメジメした天気が続くと、
なんとなく気持ちまで落ち込みがち・・・
なんてこともありますよね。
梅雨~夏にかけて、体内に水分が溜まったり、
消化器系の「脾」が弱くなったりすることで、
「思い悩む」「考え過ぎる」という感情が湧きやすくなります。
そんな気分を晴らそうと、コーヒーやアルコール、
甘いお菓子、スナック菓子などを摂り過ぎるのは、
かえって「脾」を弱らせ、ネガティブな感情を
長引かせるきっかけになってしまいます。
梅雨の間は、普段ストレス解消や息抜きのために
良かれと思って(もしくは罪悪感を抱きながら)
口にしているものを、思い切ってやめてみましょう。
特に注意したいのは、甘味です。
料理や飲み物に甘みを加えたい時は、
砂糖ではなく「オリゴ糖」を代用すると良いです。
野菜ジュースやスポーツドリンクにも
多くの砂糖が使われているので、飲み過ぎには要注意。
他に控えてみると良いのは、
小麦粉、カフェイン、ポテトチップスやアイス、
チョコなどの高脂肪食品、そして、アルコール。
どれも依存性の高いものなので、
急にやめるとかえってストレスになったり、
他のものを欲したりします。
いつも何気なく摂っているとしたら、
少し意識して制限してみると、
ココロとカラダの調子が整いやすくなりますので、
無理のない範囲で工夫してみてくださいね!
(最終回へ続く!)
おすすめコース