◆「脱力」を覚えよう
布団に入ってから仕事のことを考えてしまう人がいますが、
これもできれば避けたい習慣です。
体は横になっていても思考が働き、
神経が休まらず、眠りの質が落ちてしまいかねません。
これは、ぜひ皆さんに試していただきたいのですが、
布団に入ったら、深い呼吸と共に自分の体に意識を向けて、
無意識に力が入っている部分はないかチェックしてみてください。
首や肩に力が入っていたり、
奥歯をギュッと噛みしめていたり、
そんなことに気が付くかもしれません。
気が付いたら、その部分を、ふわっとゆるめてあげましょう。
「よくわからない」という人は、筋弛緩法を試してみてください。
やり方は簡単。まず、鼻から勢いよく息を吸い込みながら、
全身に思いっきり力を入れます。
その後、口から「ハ~」と息を吐きながら全身の力を抜きます。
ゆっくり3回くらい行ったら、
また自然なペースで呼吸を繰り返します。
無意識に緊張してたんだな~ということに気付けると思います。
◆ヨガニードラ(眠りのヨガ)の薦め
以前にもご紹介しましたが、改めて。
「ヨガニードラ」とは、最高のリラクゼーション法の1つ
と言われる寝たまま行うヨガのことです。
「ニードラ」=「眠り」という意味があります。
一連の流れの中に、声のインストラクションに
耳を傾けながら全身を意識する、ボディスキャンがあります。
やり方や順序はインストラクション次第ですが、
自分の体の部位一つひとつに丁寧に意識を向けながら、
無意識な緊張や力みに気付き、手放していく、
といったイメージです。
声の誘導があるとやりやすいですが、
セルフでもできます。
楽に横になり、自分のペースでゆったり呼吸しながら、
例えば、「右足の親指、人差し指、中指、、、」といった感じで、
普段気にもしないような体の隅々まで意識を向けていきます。
一つひとつ確認して、
余計な力を開放していくことも心地が良いですし、
自分の体を隅々まで意識すること自体にも、
リラクゼーション効果があるように感じます。
過去に公開した動画で、
短いボディスキャンを誘導していますので、
よろしければ試してみてください。
(その3へ続く!)
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