【光浴の習慣】
光は体内時計を24時間周期に調節するのに役立ちます。
先述したとおり、ヒトの体内時計は外界の24時間よりも少し長いため、朝の光を浴びて周期を調節することが大切です。
例えば、起床直後はカーテンを開けて自然光を部屋に取り込むのも効果的です。
現時点で朝起きることが困難な場合は、昼間の光を浴びましょう。
昼と夜のメリハリをつけることにもなります。
また、夜に分泌されるメラトニンと呼ばれるホルモンが増加されて睡眠をサポートします。
【食習慣】
実は、食習慣も睡眠には重要です。睡眠不足を改善して朝起きられるようにするには、食生活を見直して、睡眠の質を向上させましょう。
特に朝食を摂らなければ日中のエネルギー量が減少して夜の睡眠に悪影響を与えます。
朝食を摂る習慣のない人は、食べやすく栄養価の高い食品から始めましょう!
【就寝時の習慣】
布団に入る時間を一定にすることで、体内時計が安定し自然に眠りに入れるようになります。
ただし、カフェインやニコチンは神経を興奮させて、覚醒作用をもたらすため避けましょう。
カフェインは体内で約5~6時間かけて分解されるため、就寝前に摂取すると、眠りにくくなったり、浅い眠りになったりします。
喫煙も同様に眠りの妨げになります。
アルコールも一時的には眠気を誘いますが、眠りが浅くなり、途中で目が覚めやすくなるのでおすすめできません。
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