芯からのリラックス《脳を休ませる》ことについて
自律神経は、交感神経と副交感神経に大別されます。
交感神経は「戦うときに出るホルモン」、副交感神経は「休むときに出るホルモン」の影響を受けます。
戦うときは心拍数の上昇、発汗、瞳孔が開く、筋肉の緊張などがみられ、休むときはほぼその逆になります。
ベッドに横になったとき、本来であれば副交感神経が優位になり、全身がリラックス状態になりますが、多くの人はリラックスしきれておらず、体の随所に緊張がみられます。
たとえば背中が分かりやすく、背中全体がベターッとベッドに接していればいいのですが、腰や、左右の肩がベッドから浮いていたりします。
また、肋骨をそっと押したり、足を持って身体を揺らしてみると、揺れが途切れる場所があります。
アルマのベッドは照明の真下に置いてあります。目をつぶっても眩しいと感じる場合、瞳孔が開いた状態ですので、これによっても交感神経が優位(脳が興奮している)状態というのが分かります。
そういった方は、早めに寝たとしても、脳が興奮しているので睡眠の質が悪くなります。また、体も固く、疲れが取れません。常に緊張しているので、ストレッチをしても伸びません。
そこでおすすめなのが、いわゆる「マインドフルネス」です。
これは「今現在感じていること」に思考をフォーカスすることで、脳の出力を下げ、副交感神経を優位にします。
よく、「呼吸に意識を向けましょう」とマインドフルネスの教本には書いてあります。これは《呼吸は唯一コントロールできる自律神経》だからです。呼吸に意識を向けると、苦しくなったり、楽になったりしますが、それを感じる、という行為は脳に余分なパワーを使わせなくなります。
瞑想と違うのは、「無理して何も考えなくていい」ということです。身体の反応に意識を向けると、背中のここが緊張してるな、足の爪先が両方開いてるな、右の膝はベッドから浮いてるけど左は着いてるな、などと考えますが、これはOKです。
10分くらいぼんやりと観察して、あらためてベッドから起きてみると、脳が冴えているのがわかると思います。
これは座ったままでも、通勤中に電車内で立っていても、慣れるとどこでもできます。お昼休みに眠くて仕方ないときにやってみると、眠気が無くなって脳がシャキッとします。
研究によると、毎日20分のマインドフルネスを14日間続けると、脳の構造が変化し、記憶力や計算能力が向上するそうです(灰白質の増加)。
興味のある方は是非やってみてください。
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