こんにちはきずな日暮里接骨院の藤田です。
今回は肩甲骨周りの筋肉について少しだけ紹介させていただきます。
広背筋(こうはいきん)
背中の筋肉ではかなりメジャーな筋肉。
身体を捻ったり腕を上げたりするときに意識できるとパフォーマンスがあがり軽く感じやすくなります。
猫背予防にもこの筋肉をコントロールできるようになるととても良いです。
僧帽筋(そうぼうきん)
僧帽筋は背筋の中で最も表層に位置している筋肉であり、首の付け根から肩、背中の中間あたりにかけて広がっています。
上部、中部、下部の3つに分類することができ、主に鎖骨を引き上げる動作にも貢献しています。
数ある肩甲骨周りの筋肉のなかでも、菱形筋群とともに働いています。
上部に疲労が蓄積されると肩こりも感じやすくなったりもします。
菱形筋(りょうけいきん)
菱形筋は僧帽筋よりも深い位置にあり、「小菱形筋」と「大菱形筋」からなります。
首の後ろの骨が出っ張っているところからはじまり肩甲骨の打つ側ににつながっています。
この筋肉が縮むことで左右の肩甲骨を真ん中に引き寄せたり、弛緩することで話したりします。
つまり、胸を開いたり、何かを引っ張ったりする動作の時に活躍する筋肉です。
猫背について
猫背についてはいろいろな記事でも書いていますが、猫背の特徴は大きく3つあります。
○背骨の胸椎という部分が反れない
○肩が内巻きに入ってしまっている
○首が前にでている
さらにこのいまあげた背中の筋肉を日頃しっかりと使えているかがとても重要になります。
3つの特徴がなかったとしても、人の身体は前側についている筋肉のほうが発達しやすいので、どうしても背中についている筋肉が負けやすいです。
生活環境もスマートフォンやデスクワーク、家事仕事で手が身体より前で下を向いた状態で作業をする時間のほうが圧倒的に多く、背面にある筋肉が疲労しやすいです。
背中の筋肉が疲れてしまい、なるべく使わないですむような楽な姿勢ばかりでいると当然背中の筋肉は弱くなってしまいます。
背中の筋肉を意識したことない。
3つの特徴に当てはまる。
筋肉についてもっと教えて欲しい。
の方は特にご来院された際にはお力になれると思います。
もちろん猫背以外のお身体のお悩みにお答えできると思いますので、ぜひお気軽にご来院ください。